大中尚一です。
僕はもともと高校の教師だったのですが、起業家に転身し、どうやって生き残っていくかを日々工夫してきました。
教員の時のモットーが、「誰もが素晴らしい長所を持っている。誰でも他の人にはない長所がある、それを伸ばすことで成長する」でした。起業してからもその価値観は変わることなく、その人あるいは企業が持っている良いもの・培ってきた経験から、他の人にはないオリジナルのコンテンツを作ることを支援してきました
社会全体がオンライン主体に移行していっています。いわゆるDXの進展で、僕たちを取り巻く環境はどんどんオンライン化しています。
その中で、コンテンツを持っていない人はどんどん売れなくなっています。コンテンツとは何かについてはまた詳しくお話ししますが、コンテンツを持たず、人間関係だけで仕事をとっていた人や労働集約的に仕事をしていた人が、オンライン環境下では選ばれなくなったり、価格低下にあえいで業績が悪くなってきたりしています。
それに対する解決策の1つが、自分の培ってきた経験そしてノウハウをコンテンツに変え、再現性を持って販売できるようにすることです。
培ってきた経験・ノウハウなどの暗黙知に形を与え、オンラインが全盛の今でも選ばれ売れるようにする。
知識集約型のコンテンツビジネスへの移行が、今急務です。
この記事では、コンテンツビジネスのメリットや始めるためのステップなどのついて解説します。
労働集約的ビジネスと知識集約的ビジネス
コンテンツをもとにしたコンテンツビジネスに対して、暗黙知やノウハウをもとに個々の顧客に対して違う対応でサービスを提供するのをここでは労働集約的ビジネスと定義しますが、労働集約的ビジネスのメリットは、個々の顧客に合わせたサービスを提供できること。そしてその分単価アップしやすいことが上げられます。経営コンサルティングや自費診療の施術などはその例です。
一方で、提供できる数に限りがあり、つねに自分が動かなければビジネスが動かない・収益が生まれないという弱点があります。一定程度の売上規模までいくとそこで頭打ちしてしまうのが、労働集約的サービスのデメリットと言えるでしょう。
そして最大のデメリットは、オンライン環境下では選ばれにくいということ。
検索やSNSでは、暗黙知・ノウハウによって何が得られるかがはっきりわからないため、「あなたの商品・サービスを買えばどうなるのか」「なにをもたらしてくれるかか」がわかりにくく、選ばれにくくなっていくのが労働集約的サービスの最大のデメリットです。
この問題を克服するのが、コンテンツをもとにした知識集約型のビジネスであるコンテンツビジネスです。
暗黙知に形を与え、あなたの商品・サービスを買えばどんな結果がもたらされるか、誰が観てもひと目で分かるようにすることで、オンライン環境下でも選ばれやすくなります。さらにコンテンツをさまざまな形に加工して影響範囲を拡げたり、オンラインで自動・半自動で販売し続けることも可能です。
新しいノウハウを学び、スキルを身につけることももちろん大事です。しかし、ノウハウをいくら積み重ねたところで、コンテンツとして形になっていなければ、販売するのは難しい。そして労働集約的ビジネスは、オンラインが主体になってくるこれからの環境とは相性があまり良くありません。
いまこそあなたが培ってきたノウハウ・暗黙知をコンテンツに変え、再現性を持って売れる仕組みを作っていただきたいなと思います。
コンテンツビジネスとは
あなたが培ってきたノウハウ・暗黙知をコンテンツに変え、再現性を持って売れる仕組みを作るのがコンテンツビジネスの概要です。
では、コンテンツビジネスの定義とはどんなものか。
硬い言葉でいうと、「顧客に望む変化をもたらす”コンテンツ”をさまざまな形に加工して影響力を拡げるビジネスモデル」ということができます。
あなたの培ってきた経験やノウハウ、種々の暗黙知に形を与え、コンテンツとする。そのコンテンツをさまざまな形に加工したりかけ合わせたりすることで、再現性を持って販売できるようにするのが“コンテンツビジネス”です。
コンテンツビジネスのメリット
コンテンツビジネスのなにがいいのか。メリットはなにか。
大きく3つあります。
まず1つ目は、わかりやすいということ。
暗黙知に基づくノウハウは、それがどんなにすばらしいものであっても“わかりにくい”というデメリットがあります。あなたの口から説明されたり、あるいは説明を書いた文章をしっかり読めば、どんな結果が得られるのか、どんないいことがあるのかがわかるかもしれません。でも、オンラインで情報を探すのになれた今のユーザーは、じっくり話を聞いたり読んだりしてくれることはありません。ぱっと見て・聞いて、それですぐに理解できなければ一瞬で関心を失います。
ノウハウをコンテンツ化することで、ユーザーがなにを得られるかがわかりやすくなり、選ばれる・購入される確率が高くなります。
2つめは、量産が可能なこと。
コンテンツの素材は、知識や情報・ノウハウです。
それらは形がない分売るには工夫がいりますが、コンテンツ化して形を与えてしまうといくらでも量産が可能です。
特にデジタルデータ(テキスト、音声、動画など)の形にしてしまえば、ほぼ無料でいくらでもコピーができます。物販であれば100人の方に売ろうと思ったらその分の原材料等が必要ですが、デジタルデータ化されたコンテンツであれば、いっこ作ってしまったものをいくらでも流用できます。世界中の人に提供することも可能なのが、知識集約的なコンテンツビジネスのメリットです。
3つ目のメリットは、加工が可能なこと。
形のあるものを加工するには、手間がかかります。
しかしコンテンツは、付け加えたり削ったり、あるいは他のコンテンツと組み合わせる・掛け合わせることでまた新しいコンテンツを生んだりすることができます。
また、多様な提供手段と掛け合わせることで、さまざまな商品を作ることができます。たとえばセミナーの開催方法というコンテンツとコンサルティングという手段を掛け合わせることで、セミナーのコンサルティングという商品を作るというふうに、いくらでも商品ラインナップを増やすことができます。
コストを掛けずに収益の柱・商品を増やすことができるのが、コンテンツビジネスの大きな魅力です。
コンテンツビジネスを始めるための4ステップ
コンテンツビジネスを始めるには、次の4つのステップを踏みます。
1.暗黙知を言語化する
2.顧客にどんな変化をもたらすことができるかを言語化する
3.手段と掛け合わせる
4.販売する
それぞれ詳細は別の記事で解説していきますが、ざっとこの手順を踏んでいきます。
どの視点が欠けても、自分の培ってきた知識や経験、ノウハウをコンテンツに変えて販売しマネタイズすることはできません。
逆に言えば、これさえやれば自分が持っているノウハウをお金に変えることができる。
しかも、元手はかかりません。
ぜひ取り組んでみてくださいね。
まとめ
オンラインが主流になるに従って、労働集約的サービス・ビジネスはやりづらくなっていきます。
オンラインで提供できる低額のサービスに、どうしても押されてしまう。
思い切って高品質化し高額化するという手もありますが、一方でオンラインを積極的に活用して販売する道も作っておかないと、チャンスを逃してしまいかねません。
ご自身の知識・経験やノウハウをコンテンツに変えて販売するコンテンツビジネスもぜひ導入していただければと思います。
これまでの経験やノウハウを生かしてコンテンツを作り販売していく方法を、メールセミナーで解説しています。
ぜひお読みいただければ。
ビジネス・プロデューサー
ビジネス書作家
大阪大学を卒業後、高校の歴史教師に。その後コンサルタントとして独立。
コンサルタントやセミナー講師、士業やセラピスト、スクール運営者など、専門的な知識や技術を顧客に提供する事業者のサポートを一貫して行い、200名以上のコンサルティング、セミナー開催300回・1000名参加の実績を持つ。なかでもコンテンツを用いた連続講座・スクールの開催サポートを得意とし、サポートした顧客は高額講座が一週間で満席・顧客増、出版・TV出演などの成果を挙げている。
自身でも連続講座を複数回開催し、中長期的に成長するビジネスモデルを構築している。