新規顧客の集客を楽にする講座コミュニティ3つのメリット

新規顧客の集客が難しくなっています。

デジタルシフトが進む中、一人が受け取る情報はより多くなり、プロモーション・キャンペーンなどの情報が届きにくくなっています。
この記事では、プロモーション・キャンペーンに頼ることなく集客を行いビジネスを成長させるための方法をご紹介します。

プロモーションに苦手意識を感じている人は参考になさってください。

 

新規顧客集客に関する変化

新規顧客を集客する・契約を受注する難易度が上がってきています。

マーケティングを駆使したり、広告費をかけてキャンペーンを打ったり、大々的にプロモーションを行ったりすることで新規顧客を生み出すことはこれまでの常套手段でした。

しかし、社会のデジタルシフトが進み、一人の人が受け取る情報量が格段に増えました。2020年段階で、地球上で生み出さされたデジタル情報は42ZB(ゼタバイト)。1ZBは地球上にある砂粒の数に相当すると言われ、その42個分の情報に我々は触れていたことになります。

 

これだけ情報があふれる中でキャンペーンを打ったりプロモーションをしたりしても、届けたい人のもとに情報を適切に届けるのは至難の業。よしんば届いたとしても、次々届く情報の洪水に飲み込まれてその効果はあっというまになくなってしまうようになりました。
現に、キャンペーンがはまってバズったものも、従来よりもその効果が持続せず、思ったように人が集まらないという例が増えています。

テレアポやFAXDM、メールマーケティングなどの効果も、全く0になったわけではありません。しかし、以前よりその効果が落ちていることは、マーケティングを担当している人やセミナー集客を行っている人であれば肌で感じていると思います。

代わってよく言われるようになったのが、“コミュニティ”を作ろうという提案。
既存顧客をファン化し、そのコミュニティを作ることで収益の安定化を図り、かつ紹介や口コミで顧客が中長期的に増える、集客できる仕組みを作ることが有力な手法として注目されています。

コミュニティ、ここではビジネスコミュニティのことを指しますが、どんな点がすぐれているんでしょうか。

 

コミュニティのメリット
①反応率

コミュニティにはいろいろな利点がありますが
なんといってもあなたの発信が届きやすいというのが大きなメリットです。

あなたのことをしらない人に向かって発信するのと
あなたのことを知っている人に向かって発信をするのは
果たしてどちらが反応率は高いでしょうか。

考えるまでもなく、後者です。

コミュニティのメンバーは、すでにあなたのことを知っています。
あなたの発信に対して、「なんだろう」と思って反応してくれる可能性は、あなたのことをしらない大多数の方に向かって発信するよりも遥かに高い。

当然、セミナーをやる、プロモーションをすると行った際にも、コミュニティのメンバーの方が反応してくれやすい。

あなたのことを知らない人に反応してもらうより、知っている人に反応してもらうほうが遥かに容易。
マーケティングの効果を高められるのが、コミュニティのメリットの一つです。

 

②営業・マーケティングコスト低減

よく言われることですが、新規顧客を増やすのと既存顧客にリピートしてもらうのとでは、顧客獲得コストが5倍から10倍新規顧客を増やすほうがたいへんです。

その点コミュニティを作っていると、このコストを大きく減らせます。
コミュニティにいる人は、すでにあなたのことを知っているか、あなたの商品・サービスを買ってくれています。まず認知してもらうという段階を経ているので、商品・サービスをリピートしてくれる可能性は新規顧客に比べて格段に高い。

さらに、コミュニティメンバーのうちでもより濃いファンの方は、あなたのこと・商品やサービスを口コミで広めてくれたり、顧客を連れてきてくれたりします。認知を広める段階をあなたの代わりにやってくれるわけです。

濃いファンが一定数を超えると、あなたが大きな労力をかけなくても半自動で顧客が増えていく、そんなサイクルを生み出すことも可能です。

 

③商品・サービスの開発

新しい商品を開発するとき、いきなり世の中にリリースするのは悪手です。
自分がどんなにいいと思っていても、コンセプトがずれていたりニーズをみたしていなかったりで、全く売れないということはよくあります。

コミュニティがあれば、まずそこで反応を見ることができます。
コミュニティ内にプロトタイプをリリースし、反応を見る。反応が良ければそれを世に問えばいいし、反応が悪ければ修正するか取りやめればいい。
コミュニティは、あなたのファンから構成されています。そのコミュニティのなかでいい反応が得られないのに、世に問うて売れるわけがありません。

コミュニティは、リサーチができる場としても有用です。

 

コミュニティのタイプ

これだけのメリットがあるコミュニティには、主に4つのタイプがあります。

 

①カリスマ型

これは文字通り、主催者がカリスマ的な存在となって形成されるタイプ。
ファンクラブ型と言い換えてもいいかと思います。

著名人や、特定分野で強烈な個性を持っていたりする人のファンクラブです。
誰にでもできるものではありませんが、一番目を引くタイプでもあります。

 

②イベント型・テーマ型

一つのイベントをともに作り上げる、あるいは何かの研究開発を一緒にやることで生まれるコミュニティです。

共通のテーマ・コンセプトのもとに集まるので、結束は強固です。
国造りや創業の物語なんかもこれに該当しますね。

作り上げるときはいいんですが、ある程度形になってからどう維持するかが課題になりがちです。

 

③コンテンツ型

同業の方や親しいビジネスをされている方が、「それ学びたい」と思うようなキラーコンテンツがあれば、コミュニティを作る入り口に立てます。

連続講座が一番わかり易いですが、キラーコンテンツを習得できる連続講座を受講した方は、講師の世界観に少なからず共感してくれやすくなります。
その人達と一緒にコミュニティを作り上げるのは、①②よりは容易です。

 

④お世話型

なんのためのコミュニティかのコンセプトをはっきりさせたうえで、コミュニティメンバーのお世話をする。
ここにいれば、自分にスポットライトが当たると思ってもらうように、しっかりケアする。

主役は自分ではなく、コミュニティメンバー。
コミュニティメンバーのために面白いイベントを提供したり、だれか外部講師を読んでくる。

このタイプは、マメな人にはオススメです。
ひとのために汗をかくことをいとわない人は向いてると思います。

どんなコミュニティでも、すべての要素を含んでます。比率が違うだけ。
①〜④のどれが正解ということはなく、なにを中心に組み立てるかを考えることが大事です。

コミュニティのデメリット

コミュニティのメリットについてお話してきましたが、当然デメリットもあります。
それが、維持・運営の難しさ。
コミュニティの維持運営はかなりめんどうです。

自走するコミュニティを作ろう、とか簡単に言う人がいますが、ほぼ不可能だと思ったほうがいい。労力をかけることを惜しむと、すぐに瓦解してしまいます。
正直言って、キャンペーンやプロモーションよりもめんどうかもしれません。

コミュニティを作るのであれば、その手間を覚悟する必要があります。

 

コミュニティを作るための手法

維持運営の大変さはあっても、メリットが遥かに多いコミュニティ。
ではコミュニティって、どうやって作ればいいのか。

いろんなやり方はありますが、おすすめは「連続講座」「スクール」を開催することです。

社会人になって、同じ学校の卒業生だったということがわかったら、一気に距離が近くなったりしませんか?共通の言語があり、共通の話題があると、そうでない場合に比べて連帯感が強まります。
◯◯高校・大学の同窓会・卒業生の会はたくさんありますし、なかには強い結束を持っていて仕事を紹介し合うようなものもあります。

講座やスクールは、学校と同じ役割を果たします。
同じ講座・スクールを卒業した方は、同じ世界観に共感していて、そして共通の言語を持っています。

あなたが運営する学校の卒業生の集まりがコミュニティになる。
そう考えると、イメージしやすいのではないでしょうか。

 

最後に

コミュニティにはたくさんのメリットがありますが、維持運営にはかなりの労力を使うことになります。
作るからには覚悟が必要です。
しかし冒頭申し上げたように、これからますます新規顧客をプロモーションや広告などで創るのが難しくなります。

なので、コミュニティを作ったほうがいい、と言うより
作らないとビジネスが成り立たなくなってきます。

コミュニティという明確な形にせずとも、既存顧客を大切にし、ファンを意図的に作り増やし、中長期的に既存顧客の紹介や口コミでほとんどが成り立つように作っていくことは求められます。

べつに、すごい大人数のコミュニティをつくらなくてはいけないわけではなく
自分のビジネスの適正規模に合うようなものであればいい。

一人でそれなりのサイズでやっていくのであれば
10人〜20人のファンによるコミュニティがあれば十分やっていけます。

 

そしてそのためには、講座・スクールがもっとも適しています。
ご自身の経験やノウハウをコンテンツ化し、講座・スクールを開くことは、ビジネスをしている人は誰もが検討したほうがいいんじゃないかなと思います。

コミュニティを作って新規顧客の集客を楽にする方法をメールセミナーで解説しています。
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