こんにちは。
大中尚一です。
連続講座・スクールは「開催してハイ終わり」ではありません。
継続して開催してこそ、“コミュニティを作る”という目的に近づけます。
なので、連続講座を開催するのであれば、継続して開催することを前提としてやっていただきたいと思います。
では継続して開催するためには何が必要か。
それは“運営”です。
講座運営の巧拙によって、受講生が継続して集まり、継続して開催できるかどうかが決まります。
運営のポイント
連続講座が継続できるかどうかは、受講生が講座を受講することによって成果を出せるかどうかももちろんですが、講座を受けてよかった・関わってよかったと思えるかどうかにかかっています。
たとえ経済的な成果がそこまで出ていなくても、講座に関わることによって得られるものがあった・成長できたと受講生本人が思えれば、その講座に対する帰属意識は強まります。
帰属意識が強まりファンになった方は、口コミをしてくれたり、人を紹介してくれたり、何なら代わりに集客をしてくれたりするようになります。
※もちろん、受講生が成果を出せるような講座内容にするのが大前提です。
では、講座に対する帰属意識が強まる・ファンになってもらうためにはどうするか。
最も大切なのは、“受講生同士の横のつながりを作ること”です。
受講生同士が繋がり、お互いに刺激しあい時には助け合う関係を築くことで、講師と受講生の縦の関係しかなかったのが、受講生同士の横の関係が重なり、講座中に“コミュニティ”の種が生まれます。
講座は部活と同じ
僕は教師として、運動部の顧問をずっとやっていました。部活動に所属している生徒がなぜ部活を続けるか。「その活動が好きだったから」という理由ももちろんあります。しかし多くの生徒にとって、部活動を続けるのは「友だちがいるから」という理由のほうがじつは大きい。部活の友達との関係性を大事にしたい・楽しいから部活動を続ける。
これは連続講座でも同じで、一緒に受講している仲間との関係性を強くすることができれば
コミュニティにとどまり、その部活(講座)の仲間を増やそう、より良くしようという動機が自ずと働きます。
受講生同士の関係性を強化するには、さまざまな方法があります。もっともやりやすいのは懇親会。懇親会で話をすればするほど関係性は強化され、講座やコミュニティへの帰属意識は高まります。
そうやって講座・コミュニティへの帰属意識を高めること。これが連続講座を継続させるための最も重要なポイントとなります。
まとめ
連続講座は、継続して開催することが大前提です。
継続することで大きな結果を生み出します。
継続開催のためには、運営に力を入れ、受講生同士の横の関係を築くこと。
覚えておいていただければなと思います。
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ビジネス・プロデューサー
ビジネス書作家
大阪大学を卒業後、高校の歴史教師に。その後コンサルタントとして独立。
コンサルタントやセミナー講師、士業やセラピスト、スクール運営者など、専門的な知識や技術を顧客に提供する事業者のサポートを一貫して行い、200名以上のコンサルティング、セミナー開催300回・1000名参加の実績を持つ。なかでもコンテンツを用いた連続講座・スクールの開催サポートを得意とし、サポートした顧客は高額講座が一週間で満席・顧客増、出版・TV出演などの成果を挙げている。
自身でも連続講座を複数回開催し、中長期的に成長するビジネスモデルを構築している。