大中尚一です。
連続講座を開催するには、受講生が求めるコンテンツが必要です。
受講生が“それほしい”“それができるようになりたい”と欲するコンテンツを、体系的なカリキュラムに基づいて提供できることが、連続講座開催の必須要件。
では、コンテンツとはなにか。
受講生が求めるコンテンツとはなにか。
解説します。
受講生にどんな変化をもたらすことができるのか
コンテンツとはなにか。
コンテンツとは、変化を与えるものです。
いま、何らかの悩みを抱えている受講生が、そのコンテンツを得ることで、望む変化を得られる。それがコンテンツです。
誤解されがちですが、連続講座を開催するのに、たくさんのノウハウは必要ありません。ノウハウとコンテンツは似て非なるもので、ノウハウを山ほど持っていても、連続講座をすることはできない。
ノウハウは変化をもたらすコンテンツの材料に過ぎないので、いくら豊富なノウハウを持っていても受講生に変化をもたらす講座はできません。
たった一つでも、受講生が望む変化をもたらすことができるコンテンツを持っていれば、連続講座は可能です。
いい話をする必要もないし、すごいノウハウを提供する必要もない。
考えるべきはただ一点。
“顧客にどんな変化をもたらすことができるか”です。
どんな手順で変化を与えるか
変化をもたらすものがコンテンツなら、そのための手順を示すのが“カリキュラム”です。
困っている状態にいる受講生が、その手順を踏めば変化できるという手順を示すものを用意する必要があります。
カリキュラム、というと、いろんなノウハウを詰め込んであれこれ提供しようとしてしまいがちですが、それま必要ありません。
大切なのは、Aという状態で困っている人がBという状態に変化する、その道程をどのような手順で進めばよいかを指し示すこと。
たとえば、セミナーをやったことがない人がセミナーを自主開催できるようになる講座であれば
・会場などを準備して
・セミナーコンテンツを用意して
・集客して
・ロールプレイングをして
・当日の運営をシミュレーションして
・開催
このように手順で進むとすれば、これをカリキュラムとして順にお伝えします。
講座が終了した事典で、セミナーをやったことがない受講生は、セミナーのやり方を把握し、開催できるようになります。
それ以外のノウハウは、基本必要ありません。
なぜなら、受講生が望んでいるのはあくまでA→Bの変化。
大切なのは、受講生のその欲求を満たしてあげることです。
変化を示すコンテンツに
手順を示すカリキュラム
この2点を押さえれば、講座の内容は準備できます。
必殺技を作ろう!
変化を示すコンテンツに
手順を示すカリキュラム
この2つがあれば、講座内容は準備できます。
コンテンツに関しては、必ずしも自分オリジナルのものでなくてもいい。
連続講座に限らず、見せ方さえ工夫すれば一般的なコンテンツでも受講生は集まります。
ただ、影響力を強めていきたい、コミュニティを育てていきたいということであれば、やはり自分オリジナルの、他の講座に負けない独自のコンテンツが必要です。
いわゆる“キラーコンテンツ”ですが、ぼくはこれを“必殺技”とよんでいます。
ウルトラマンにとってのスペシウム光線
『ドラゴンボール』の孫悟空にとっての元気玉
『ONEPIECE』のルフィにとってのゴムゴムの◯◯
『鬼滅の刃』の炭治郎にとっての火の神神楽
のように、それを出せば大抵勝てる、他の人には真似ができない
そういう必殺技がキラーコンテンツ。
それがあれば、いろんな形に加工して商品・サービスを生み出せます。
その形の一つが連続講座。
オリジナルのキラーコンテンツを基に受講生に変化を与えることができれば、その変化がほしい受講生、あなたの世界観に惹かれる受講生が集まります。
なのでぜひ、自分オリジナルの“キラーコンテンツ”を準備してみてください。
受講生に選ばれ、成果を出すことができるようにするには、魅力的なコンテンツが必須。そしてコンテンツをどのような手順で提供するか(カリキュラム)が明確である必要があります。
ぜひ考えてみてください。
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ビジネス・プロデューサー
ビジネス書作家
大阪大学を卒業後、高校の歴史教師に。その後コンサルタントとして独立。
コンサルタントやセミナー講師、士業やセラピスト、スクール運営者など、専門的な知識や技術を顧客に提供する事業者のサポートを一貫して行い、200名以上のコンサルティング、セミナー開催300回・1000名参加の実績を持つ。なかでもコンテンツを用いた連続講座・スクールの開催サポートを得意とし、サポートした顧客は高額講座が一週間で満席・顧客増、出版・TV出演などの成果を挙げている。
自身でも連続講座を複数回開催し、中長期的に成長するビジネスモデルを構築している。