マーケティング アーカイブ > 株式会社ジャスティス Sat, 22 May 2021 22:47:02 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.7 コンテンツを使ってビジネスを自動化するためのポイント https://kabujustice.co.jp/marketing/contentsautomation/ https://kabujustice.co.jp/marketing/contentsautomation/#respond Sat, 22 May 2021 22:39:22 +0000 http://kabujustice.co.jp/home/?p=3491 培ってきた経験や学んできたノウハウは、コンテンツにしてはじめて活かすことができます。   ノウハウをコンテンツにする方法や商品を作る方法については別記事でご紹介していますが、   『コンテンツを作る際 […]

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培ってきた経験や学んできたノウハウは、コンテンツにしてはじめて活かすことができます。

 

ノウハウをコンテンツにする方法や商品を作る方法については別記事でご紹介していますが、

 

『コンテンツを作る際の3つのポイント』

『コンテンツを使って無形商品を量産する方法』

 

コンテンツの真骨頂は

“ビジネスの自動化”

にあります。

 

脱・労働集約

ノウハウをコンテンツ(特にデジタルコンテンツ)化するメリットは、販売を自動化しやすい、いうことです。

とくにメールマーケティングとは相性がよく

 

メールアドレス登録(オプトイン)→ メールセミナー → 動画販売 → さらに次の商品・・・

 

という流れを一度作ってしまったら、ほっておいても商品が売れる流れを作ることができます。

 

ノウハウをコンテンツに昇華せず暗黙知のままにしておくと、商品・サービスを販売する都度あなたが説明をしなくてはいけない、あるいは商品サービスを提供する都度あなたが時間をとって提供しなければいけなくなります。

利益がしっかり見込めるバックエンド商品であれば、時間をとってその都度対応するのはいいと思います。しかしそこに持ち込むまでには、できるかぎり自動化して、ビジネスをより良くするために時間を作った方が良いと思います。

 

せっかくコンテンツを作り、商品・サービスを作り、販売する流れを作れたのであれば、今度はそれをできるかぎり自動化しましょう。ここでは自動化するコツをお伝えします。

オートメーション

 

システムを使う

自動化するためには、システムを導入するのが必須です。

メルマガを始めるのにメルマガスタンドを活用している方は多いと思いますが、メルマガだけでなくそこから商品の販売やさらなるセールスに至るまで、可能な限りシステムを導入しましょう。

 

例えば、コンテンツ記事のなかにオプトイン(メールアドレス登録)のフォームを埋め込み、そこからメールセミナーにつなげる。

メールセミナーで動画商品のセールスを行い、購入してくれた人には自動で決済ページを案内し、かつ次の商品を販売するメールセミナーや商品LPを届ける・・・

 

この流れが一つできたら、あとは入口を増やしたり流れを複線化するだけど、どんどん収益が上がりやすくなります。

 

検索して記事を読んでくれた人が知らぬ間に商品を買ってくれる。

そうして自分を知ってくれた人が、コンサルティングその他のサービスに申し込んでくれることもあります。

システムを導入すれば、自分がずっと手をかけなくても売上が上がる仕組みをつくることができます。

 

日本のものよりも海外のもののほうが自動化には向いていて、2021年現在だとClickFunnels(自動の仕組みを作るプラットフォーム)やTeachable(動画販売・視聴サービス)などを連携して使用すれば、自動化の仕組みをつくることができます。

 

 

人に任せる

自動化の流れを作るのに、自分ひとりの力でやるのはかなりの労力がかかります。

商品販売ページ(LP)を作り、メールセミナーを書き、コンテンツ記事を書き、動画を撮影し・・・

これだけのことをやるのは、普段の仕事をしながらだとかなりたいへんです。

なので、外注して仕事を割り振ることをおすすめします。

 

知り合いがいればお願いすればいいし、CrowdWorksやLancersを始め、フリーランスの方に依頼できるプラットフォームもあります。

自分の合う合わないや、金額・レベルもピンからキリまでですが、おまかせすることでスピードを早めることができ、結果収益化も早くなります。

 

1つ目の流れをつくるまでは、流れを把握するために自分でやるものいいかもしれませんが、2つ目の流れを作ったり、LPやメールセミナーを改善するときなどは、人におまかせするようにするほうが効率・効果の面でメリットがあります。

 

まとめ
  • コンテンツを活用して自動化をしよう
  • 自動化のためにシステムを導入しよう
  • 効率化のために人に任せよう

 

 

これまでの経験やノウハウを生かしてコンテンツを作り販売していく方法を、メールセミナーで解説しています。

ぜひお読みいただければ。

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コンテンツを生かすマーケティングの基本 https://kabujustice.co.jp/marketing/contentmarketing_basic/ https://kabujustice.co.jp/marketing/contentmarketing_basic/#respond Mon, 17 May 2021 04:56:56 +0000 http://kabujustice.co.jp/home/?p=3482 ノウハウや知識を持っている人は、コンテンツを作って販売するのがおすすめです。 ノウハウをノウハウのままにしていると、再現性を持って売ることができないので、どうしても顧客ごとに合わせて提供する労働集約的な働き方になってしま […]

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ノウハウや知識を持っている人は、コンテンツを作って販売するのがおすすめです。

ノウハウをノウハウのままにしていると、再現性を持って売ることができないので、どうしても顧客ごとに合わせて提供する労働集約的な働き方になってしまいます。

ノウハウや知識はコンテンツにしてはじめて再現性を持って、広く売ることができます。

 

ただ、コンテンツを作ったら売れるというものでもない。

当然、マーケティングが必要で、販売に至るマーケティングの設計図を描かなければいけません。

 

設計図を描こう

家を建てるときにいきなり工事を始めることがないように、マーケティングもまずは設計図から。

マーケティングというとどのSNSがいいかとかプロダクトローンチがどうだとかの手段・手法の話から入りがちですが、設計図次第ではSNSよりコンテンツSEOのほうが有効な場合もあります。

手段や手法といった戦術を考える前に、どんな顧客に対して情報を発信しどのように行動してもらうか、その導線をどうするかの戦略を考えて設計しましょう。

 

 

理想の顧客を創造できる設計図を描く

マーケティングの設計図を描く際にもっとも重要なのは、“理想の顧客”を顧客化するための設計図にすることです。

 

いろんな方に顧客になってほしい、可能性を広げたいと言って、顧客対象を広げるのはNGです。この人を救いたい、この人のためにサービスを提供したい。そういう人にあなたが作ったコンテンツから作り上げた商品・サービスを提供するためには、どんな設計図を描けばよいのか。そこに集中します。

あなたにとっての理想の顧客が高齢の方でインターネットが苦手な方であれば、まだテレビやニュースレターなどを組み込んだ設計図を描くほうがいいかもしれません。

オンラインをメインとするのは同じでも、スマホしか持たない方があなたの理想の顧客なら、メールよりLINEを主にした設計図を描くのがいいかもしれません。

 

理想の顧客を決めないままにマーケティングの設計図を書いたら、誰にも喜んでもらえない、その他大勢の一人になってしまいます。まず、自分にとっての理想の顧客を決めることが大事です。

 

 

最初はシンプルに

マーケティング

マーケティングを始めると多くの人がハマりがちな罠が、複雑になることです。

 

いまはいろんなノウハウや方法論が溢れています。SNSを眺めていると、「最新の集客方法」「簡単にできる顧客獲得方法」などの言葉が踊っています。早く成果を出したくて、それらを次々と試したくなる、その気持は良くわかります。勉強熱心であればあるほど、「もっとこうしたらいいんじゃないか」「これはもっといいやり方があるんじゃないか」と考え、次々に新たなノウハウを手に入れようとしたりします。そのこと自体は褒められこそすれ貶められるべきことではありませんが、それをやるタイミングは考えないといけません。

 

まずは、シンプルな設計図を描くことがスタートです。

顧客化から逆算して、たとえば個別相談 ← セミナー ← メルマガといったシンプルな一本の図を描く。これを基本において、まずはこの流れで顧客を作れるように力を尽くす。その流れが動き始めたらそれを強化するためにノウハウを取り入れたり他の流れを作ったりする。

この手順が、結果として大きな結果を出すことに繋がります。

 

複雑さは、力を分散させます。

分散した力では、結果が出るまでに時間がかかります。

一つの流れに集中して、いち早く結果を出す。その結果をより大きなものにするために、徐々に複雑を増していく。

これが王道です。

 

 

まとめ

せっかく作り上げたコンテンツも商品化しなければ売れません。

※コンテンツを商品化する方法についてはこちら

『コンテンツを使って無形商品を量産する方法』

 

そして商品を作っても、マーケティングの仕組みを作っていなければ、販売がいきあたりばったりになってしまいます。

シンプルでいいのでマーケティングの仕組みを作り、あなたのコンテンツを必要な人に届けて差し上げましょう。

 

 

これまでの経験やノウハウを生かしてコンテンツを作り販売していく方法を、メールセミナーで解説しています。

ぜひお読みいただければ。

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コンテンツを使って無形商品を量産する方法 https://kabujustice.co.jp/marketing/contentsmeans/ https://kabujustice.co.jp/marketing/contentsmeans/#respond Wed, 12 May 2021 00:09:29 +0000 http://kabujustice.co.jp/home/?p=3476 コンテンツを作る際のポイントを下記の記事でお伝えしました。 コンテンツを作る際の3つのポイント   ノウハウをコンテンツに昇華させた。いよいよ販売だ・・・ とはなりません。   コンテンツを作ったら […]

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コンテンツを作る際のポイントを下記の記事でお伝えしました。

コンテンツを作る際の3つのポイント

 

ノウハウをコンテンツに昇華させた。いよいよ販売だ・・・

とはなりません。

 

コンテンツを作ったら、それを商品として加工する必要があります。

暗黙知・ノウハウ → コンテンツ → 商品 の順だと思っていただければよいかと思います。

 

コンテンツはあくまで商品の“もと”であり、これを加工しないと顧客に販売することはできません。

 

ここでは、コンテンツを販売できる状態にするにはどうすればいいかを解説します。

 

コンテンツ×手段

コンテンツ×手段

コンテンツを商品にする方法は、手段との掛け合わせです。

たとえば、太っていて困っている人が、トレーニングを通じて理想の体型になるコンテンツがあるとして(まんまライ◯ップですが)、そのコンテンツをパーソナルトレーニングの形で提供するなら、『▲▲トレーニング』という商品・サービスとなります。

これを一対多数のスクール形式で提供するのであれば『▲▲トレーニング講座』、書籍にするなら『▲▲トレーニングの教科書(仮)』というふうに、手段と掛け合わせてはじめて、お客さんに提供できるようになります。

 

イコール、コンテンツさえ作ってしまえば、いろんな手段と掛け合わせることで複数の商品ができるということになります。

 

例えば僕の場合だと、連続講座・スクールを0から設計できるコンテンツを持っています。そのコンテンツをコンサルティングの形で提供する『連続講座設計コンサルティング』、実務も含めて提供する『連続講座プロデュース』、冊子・ホワイトペーパーとして提供する『0からはじめる講座ビジネスの教科書』、同名の動画・・・という具合に、いろんなかたちで提供しています。

 

こうすることでより広くお客さんに提供でき、チャンスも広がるし売上も積み上がります。

コンテンツを作って終わり、ではなく、どんな手段と掛け合わせるかまでを考えましょう。

 

 

変化の度合い=商品価格

商品を作る際、当然“値付け”をしなくてはいけません。

この値付け、簡単なようでいてとても難しい。

「経営とは値付けである」と、かの稲盛和夫氏もおっしゃってるとおり、適正な値付けは本来は極めて難しいものです。

 

ただ、いくつか決める際の基準はあります。

 

まず1つ目は、どれくらいの手間をかけるのかによって価格は変わります。

 

形のあるものを売る場合は、大量生産で作られた既製品より手間ひまかけて作ったオーダーメイド品のほうが価格が高くなるように、時間・手間をかけて作り上げられた商品・サービスは当然ながら高くなります。

 

しかし無形コンテンツの場合、どれくらいの手間がかかっているかは顧客には伝わりづらい。

なので、変化するのにどれくらいの手間がかかるのかが価格に影響します。

たとえば一回◯時間を数回かけて提供するようなコンサルティングであれば、自分の時給×かかる時間が商品価格です。

一方でオンライン上での動画販売であれば、作る手間はかかるかもしれませんが、提供する手間はほぼかかりません。その場合、そんなに高くは売れないでしょうね。

 

2つ目の基準が、“顧客にどれくらいの変化が与えられるのか”。

顧客は、変化を求めているからあなたから商品・サービスを買います。

その変化の度合いが大きければ高額でも払ってくれますが、変化の度合いが小さければそれに見合う価格しか払いません。

たとえばライザ◯プの場合、CMでやっている変化の度合いは極めて大きい。なので何十万という価格で売れます。でも、変化の度合いが小さい(と感じるもの)であれば、そこまでのお金は払ってくれません。

高額で売りたければ変化の度合いを大きく見せることが必要です。

 

 

まとめ

暗黙知・ノウハウをコンテンツにしても、商品にしないと売れません。

顧客がどんな変化を得られるのか、それをどのような手段で提供するのか。

これさえわかっていれば、いくらでも商品はできますので、ぜひ取り組んでみてください。

 

 

これまでの経験やノウハウを生かしてコンテンツを作り販売していく方法を、メールセミナーで解説しています。

ぜひお読みいただければ。

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コンテンツを作る際の3つのポイント https://kabujustice.co.jp/marketing/contents_3point/ https://kabujustice.co.jp/marketing/contents_3point/#respond Sun, 09 May 2021 02:01:58 +0000 http://kabujustice.co.jp/home/?p=3468 培ってきたスキルで勝負する方が増えています。 副業や複業・パラレルワーク、あるいは独立・起業など形はさまざまですが、経験してきたことややりたいことを基にしたスキル・ノウハウを顧客に提供することで稼ぎたい方が増えていますね […]

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培ってきたスキルで勝負する方が増えています。

副業や複業・パラレルワーク、あるいは独立・起業など形はさまざまですが、経験してきたことややりたいことを基にしたスキル・ノウハウを顧客に提供することで稼ぎたい方が増えていますね。

 

ほとんどの場合、最初は役務の提供からスタートします。

ただ、時間や距離の制約が生まれたり、コロナ以降は直接会えなくなって高額のサービスが売りにくくなったりして、頭打ちになる場合がほとんどです。

 

そうなったときにぜひ取り組んでほしいのが“コンテンツ”とくにデジタルコンテンツを作ること。

コンテンツを持てば、距離や時間の制約なくより広く顧客に提供できますし、オンラインでもビジネスができます。

 

では、コンテンツはどうやって作るのか。

ポイントを解説します。

 

誰がどうなるか

コンテンツを作る際の3つのポイント

コンテンツを作る際に最も重要なポイントは、「誰がどうなるか」です。

 

誰がというのはあなたのお客様のこと。お客様があなたのコンテンツを手に入れることでどんなふうになるのか。ここをわかりやすく言語化しましょう。

 

例えばあなたがパーソナルトレーナーでダイエットのコンテンツを販売するのであれば

・誰が 太ってて困っている人

・どうなる 体重が何キロ落ちる、ワンサイズ下の服を着ることができる、体脂肪率が◯%下がる

など、そのコンテンツを得た結果・やってみた結果がどうなるか。ここをシンプルに伝えましょう。

 

ポイントは、その人は何に困っていて、どうなるのかという変化を見せること。

お客さんは、あなたのコンテンツが欲しくてお金を払うわけではありません。困っていることや悩んでいることがあって、それを解消したいからお金を払う。そのBefore Afterを伝えてあげることが大切です。

 

 

約束できること/してはいけないこと

「誰がどうなるか」をわかりやすく言語化し伝えることが、コンテンツを作る際・販売する際にはとても大事です。

どうなるかを伝える際に気をつけなければならないのが「約束できること、してはいけないこと」があるということ。

 

例えばダイエットを例に取ると、

・「必ず痩せます」は約束してはいけないこと

・「こういうプログラムを提供します」は約束しなければいけないこと

です。

後者は当然約束しなければいけません。こんなプログラムを提供できると思うんですけどね、だと、不安すぎて買いません。問題は前者。

 

さすがに最近は少なくなりましたが、以前は「絶対儲かります」「必ず痩せます」等のコピーを使う広告や集客手法がありました。

ただ、ほとんどの場合、本人が取り組むかどうかが結果が出るかどうかを左右します。あなたのコンテンツがどんなに素晴らしくても、それをやる当人が何もしなければ結果は出ません。しかし、「こうなる」と謳ってしまえば、それはクレームに繋がります。

 

それを避けるには、イメージを提供します。

よくあるBeforeAfterの画像・映像はその典型。ライ◯ップとか。あとジャパネ◯トたかたのCMもAfterをイメージさせるのがとても上手。あなたのコンテンツを得た人が実際にどうなったかやどうなるかなどの“バラ色の未来”をイメージできるように伝える。

これが大事です。

 

 

ノウハウとコンテンツの違い

世の中には、あらゆるノウハウが溢れています。

集客・営業・マーケティング・SEO・SNSなどのビジネス系のノウハウや、投資・節約などのマネー系のノウハウ、美容・ダイエット・婚活など生活系のノウハウなど、どの分野にも多種多様なノウハウがあります。

それらはすべて何らかの役に立つものですが、基本的にこれらはコンテンツとは異なります。

 

どう異なるかというと、コンテンツは前述の通り変化を与えるもので、ノウハウはその素材となるものです。

ほとんどの場合、ノウハウは言語化されていない暗黙知で、顧客はそのノウハウを得てもどう変化するかがわかりません。また、人によって得られる変化がばらばらで、「そのノウハウをどう使えばいいか」を顧客に考えてもらう必要があります。

例えて言えば、ラーメン店に来た人に、麺・具・スープを渡して「自分で作って」と言うようなもの。顧客にとっては変化を得る前にワンクッション・ツークッションが必要になるので、わかりにくいし買いづらい。

 

顧客がほしいのは、変化です。

その変化がひと目・一言でわかるコンテンツなら、その変化が必要な顧客は買ってくれます。

たくさんのノウハウを仕入れるのはいいんですが、どんなに素材を集めてもそのままでは売れません。ちゃんと調理する=コンテンツ化することを忘れないようにしましょう。

 

 

まとめ

コンテンツの作り方のポイントをお伝えしました。

コンテンツを作ると、時間・距離の制約を超えて広く顧客にあなたの商品やサービスを提供することができます。

とくにこれからオンライン上での勝負が激化します。オンラインで選ばれるためには、コンテンツは必須。ぜひコンテンツ作りに取り組んでみていただければと思います。

 

 

これまでの経験やノウハウを生かしてコンテンツを作り販売していく方法を、メールセミナーで解説しています。

ぜひお読みいただければ。

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コンテンツビジネスをはじめるための4ステップ https://kabujustice.co.jp/marketing/contentsbusiness_4step/ https://kabujustice.co.jp/marketing/contentsbusiness_4step/#respond Sat, 01 May 2021 00:22:18 +0000 http://kabujustice.co.jp/home/?p=3459 大中尚一です。   僕はもともと高校の教師だったのですが、起業家に転身し、どうやって生き残っていくかを日々工夫してきました。 教員の時のモットーが、「誰もが素晴らしい長所を持っている。誰でも他の人にはない長所が […]

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大中尚一です。

 

僕はもともと高校の教師だったのですが、起業家に転身し、どうやって生き残っていくかを日々工夫してきました。

教員の時のモットーが、「誰もが素晴らしい長所を持っている。誰でも他の人にはない長所がある、それを伸ばすことで成長する」でした。起業してからもその価値観は変わることなく、その人あるいは企業が持っている良いもの・培ってきた経験から、他の人にはないオリジナルのコンテンツを作ることを支援してきました

 

社会全体がオンライン主体に移行していっています。いわゆるDXの進展で、僕たちを取り巻く環境はどんどんオンライン化しています。

その中で、コンテンツを持っていない人はどんどん売れなくなっています。コンテンツとは何かについてはまた詳しくお話ししますが、コンテンツを持たず、人間関係だけで仕事をとっていた人や労働集約的に仕事をしていた人が、オンライン環境下では選ばれなくなったり、価格低下にあえいで業績が悪くなってきたりしています。

 

それに対する解決策の1つが、自分の培ってきた経験そしてノウハウをコンテンツに変え、再現性を持って販売できるようにすることです。

培ってきた経験・ノウハウなどの暗黙知に形を与え、オンラインが全盛の今でも選ばれ売れるようにする。

知識集約型のコンテンツビジネスへの移行が、今急務です。

 

この記事では、コンテンツビジネスのメリットや始めるためのステップなどのついて解説します。

 

労働集約的ビジネスと知識集約的ビジネス

コンテンツをもとにしたコンテンツビジネスに対して、暗黙知やノウハウをもとに個々の顧客に対して違う対応でサービスを提供するのをここでは労働集約的ビジネスと定義しますが、労働集約的ビジネスのメリットは、個々の顧客に合わせたサービスを提供できること。そしてその分単価アップしやすいことが上げられます。経営コンサルティングや自費診療の施術などはその例です。

一方で、提供できる数に限りがあり、つねに自分が動かなければビジネスが動かない・収益が生まれないという弱点があります。一定程度の売上規模までいくとそこで頭打ちしてしまうのが、労働集約的サービスのデメリットと言えるでしょう。

そして最大のデメリットは、オンライン環境下では選ばれにくいということ。

検索やSNSでは、暗黙知・ノウハウによって何が得られるかがはっきりわからないため、「あなたの商品・サービスを買えばどうなるのか」「なにをもたらしてくれるかか」がわかりにくく、選ばれにくくなっていくのが労働集約的サービスの最大のデメリットです。

 

この問題を克服するのが、コンテンツをもとにした知識集約型のビジネスであるコンテンツビジネスです。

暗黙知に形を与え、あなたの商品・サービスを買えばどんな結果がもたらされるか、誰が観てもひと目で分かるようにすることで、オンライン環境下でも選ばれやすくなります。さらにコンテンツをさまざまな形に加工して影響範囲を拡げたり、オンラインで自動・半自動で販売し続けることも可能です。

 

新しいノウハウを学び、スキルを身につけることももちろん大事です。しかし、ノウハウをいくら積み重ねたところで、コンテンツとして形になっていなければ、販売するのは難しい。そして労働集約的ビジネスは、オンラインが主体になってくるこれからの環境とは相性があまり良くありません。

いまこそあなたが培ってきたノウハウ・暗黙知をコンテンツに変え、再現性を持って売れる仕組みを作っていただきたいなと思います。

 

コンテンツビジネスとは

あなたが培ってきたノウハウ・暗黙知をコンテンツに変え、再現性を持って売れる仕組みを作るのがコンテンツビジネスの概要です。

 

では、コンテンツビジネスの定義とはどんなものか。

硬い言葉でいうと、「顧客に望む変化をもたらす”コンテンツ”をさまざまな形に加工して影響力を拡げるビジネスモデル」ということができます。

あなたの培ってきた経験やノウハウ、種々の暗黙知に形を与え、コンテンツとする。そのコンテンツをさまざまな形に加工したりかけ合わせたりすることで、再現性を持って販売できるようにするのが“コンテンツビジネス”です。

 

コンテンツビジネスのメリット

コンテンツビジネスのなにがいいのか。メリットはなにか。

大きく3つあります。

 

まず1つ目は、わかりやすいということ。

暗黙知に基づくノウハウは、それがどんなにすばらしいものであっても“わかりにくい”というデメリットがあります。あなたの口から説明されたり、あるいは説明を書いた文章をしっかり読めば、どんな結果が得られるのか、どんないいことがあるのかがわかるかもしれません。でも、オンラインで情報を探すのになれた今のユーザーは、じっくり話を聞いたり読んだりしてくれることはありません。ぱっと見て・聞いて、それですぐに理解できなければ一瞬で関心を失います。

ノウハウをコンテンツ化することで、ユーザーがなにを得られるかがわかりやすくなり、選ばれる・購入される確率が高くなります。

 

2つめは、量産が可能なこと。

コンテンツの素材は、知識や情報・ノウハウです。

それらは形がない分売るには工夫がいりますが、コンテンツ化して形を与えてしまうといくらでも量産が可能です。

特にデジタルデータ(テキスト、音声、動画など)の形にしてしまえば、ほぼ無料でいくらでもコピーができます。物販であれば100人の方に売ろうと思ったらその分の原材料等が必要ですが、デジタルデータ化されたコンテンツであれば、いっこ作ってしまったものをいくらでも流用できます。世界中の人に提供することも可能なのが、知識集約的なコンテンツビジネスのメリットです。

 

3つ目のメリットは、加工が可能なこと。

形のあるものを加工するには、手間がかかります。

しかしコンテンツは、付け加えたり削ったり、あるいは他のコンテンツと組み合わせる・掛け合わせることでまた新しいコンテンツを生んだりすることができます。

また、多様な提供手段と掛け合わせることで、さまざまな商品を作ることができます。たとえばセミナーの開催方法というコンテンツとコンサルティングという手段を掛け合わせることで、セミナーのコンサルティングという商品を作るというふうに、いくらでも商品ラインナップを増やすことができます。

コストを掛けずに収益の柱・商品を増やすことができるのが、コンテンツビジネスの大きな魅力です。

 

コンテンツビジネスを始めるための4ステップ

コンテンツビジネスをはじめるための4ステップ

コンテンツビジネスを始めるには、次の4つのステップを踏みます。

 

1.暗黙知を言語化する

2.顧客にどんな変化をもたらすことができるかを言語化する

3.手段と掛け合わせる

4.販売する

 

それぞれ詳細は別の記事で解説していきますが、ざっとこの手順を踏んでいきます。

 

どの視点が欠けても、自分の培ってきた知識や経験、ノウハウをコンテンツに変えて販売しマネタイズすることはできません。

逆に言えば、これさえやれば自分が持っているノウハウをお金に変えることができる。

しかも、元手はかかりません。

ぜひ取り組んでみてくださいね。

 

まとめ

オンラインが主流になるに従って、労働集約的サービス・ビジネスはやりづらくなっていきます。

オンラインで提供できる低額のサービスに、どうしても押されてしまう。

思い切って高品質化し高額化するという手もありますが、一方でオンラインを積極的に活用して販売する道も作っておかないと、チャンスを逃してしまいかねません。

ご自身の知識・経験やノウハウをコンテンツに変えて販売するコンテンツビジネスもぜひ導入していただければと思います。

 

これまでの経験やノウハウを生かしてコンテンツを作り販売していく方法を、メールセミナーで解説しています。

ぜひお読みいただければ。

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コンテンツホルダーが事業を大きくするための4ステップ https://kabujustice.co.jp/marketing/contentsholder_4step/ https://kabujustice.co.jp/marketing/contentsholder_4step/#respond Wed, 24 Feb 2021 00:59:34 +0000 http://kabujustice.co.jp/home/?p=3034 大中尚一です。   ノウハウやコンテンツを扱う専門家の方のサポートを主にしていますが そういった士業やコンサルタントなどノウハウ・専門知識を扱う仕事をしている人はほとんどの場合、ある程度までいくと売り上げが頭打 […]

投稿 コンテンツホルダーが事業を大きくするための4ステップ株式会社ジャスティス に最初に表示されました。

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大中尚一です。

 

ノウハウやコンテンツを扱う専門家の方のサポートを主にしていますが

そういった士業やコンサルタントなどノウハウ・専門知識を扱う仕事をしている人はほとんどの場合、ある程度までいくと売り上げが頭打ちになります。

 

それに対処する方法はいくつかあって

そのうちの1つが人を増やすこと。組織として大きくしていく方向ですね。

 

もちろんこれも一つのあり方ですが、人を増やすことのリスク雇用することのリスクは以前に比べて高まっています。

マネージメントを苦手とするのであれば、自分一人(もしくは少人数)で事業をやっていくのが小回りが効いてビジネスが長く続く可能性が高い。

 

では1人でやっていくとして、売り上げの頭打ちを打破するにはどうすればいいのか。

多くの場合、ここで単価を上げるという選択肢をとりがちです。

 

顧客一人頭の単価を上げることで、数を増やさなくても売り上げの総数は上がります。

選択肢としては妥当だなと思います。

 

ただこれは、あくまで職人としての働き方ですね。

それを否定するわけではなく、一つの有効な選択肢ではあると思いますが、自分が動かなければ売り上げが上がらない・ビジネスが回らないという現実は変わりありません。いわゆる労働集約の働き方ですね。

なのでまたある程度売り上げになったら頭打ちのタイミングが来ます。

 

その状況を打破するにはどうしたらいいか。

ノウハウやコンテンツを扱う専門家が、頭打ちを打破して事業を広げていくための4ステップを解説します。

 

請負

スタートはここですね。

基本的には請負で契約をとることからスタートです。

見込み客にヒアリングし、解決したい課題や望みを伺い、その達成のためのプランをたてて提案・受注。

 

たとえば経営コンサルタントであれば、半年〜1年関わる中で信頼関係を築き、さらなる飛躍をともに目指して契約更新というのが多いパターンですね。

クライアントと二人三脚で進むのでやりがいも感じやすいですし、中小企業向けの経営コンサルタントとしては王道かなと思います。

 

あと、サイト制作とか、士業さんの提案とかも同じですね。

 

メリットとしては、個別での提案・受注なので、単価を高めにしやすい。

個別にかゆいところに手が届く対応ができるので、関係性も深まりやすいです。

 

デメリットは、拡張性がないこと。

請負でやっていると、ノウハウはあってもコンテンツはなく、暗黙知の塊の職人のようになります。

こうなると、再現性をもって人に伝えることが難しくなります。

 

再現性のないものは、広がりません。

誰かに任せることもできないし、結果の担保もしにくい。

いきおい、自分が1から10までやらないといけない、いわゆる労働集約になります。

 

職人として極めていくのであれば、それで全然OKです。

実績を積み、ネームバリューをつけて自らをブランド化していくことによって単価を上げ、売上を伸ばしていくことはできます。

かなりの手腕が必要になりますが。

2割ぐらいの人しかできないんじゃないかな。

 

ただ、ビジネスとして考えて、より拡げたいのであれば、次の段階を考える必要があります。

それが次の、コンテンツを作るというフェーズです。

 

 

コンテンツを創る

ノウハウや専門知識を扱う方が事業を拡張できるか、影響力を拡げられるかどうかは、ひとえにこのフェーズにかかっています。

自分が持っているノウハウを、再現性のあるコンテンツにできるかどうか。

 

ほとんどの人が、コンテンツを持っていません。

ノウハウを持っている人・駆使している人は多いですが、再現性のあるコンテンツにできている人はかなり少数派です。

 

ノウハウとコンテンツは、明確に違うものです。

違いの一つは、コンテンツには再現性があること。

そのコンテンツがもたらす変化・結果が、だれにでも同じ結果をもたらすものである必要があります。

ノウハウは、商品として売れませんが、コンテンツを商品として売ることができます。

 

いわゆる高額講座が当たり前のように開催されていますが、連続で開催したり、受講生が成果を出す講座をするためには、再現性を持ったコンテンツがないとできません。

コンテンツを持たないまま形だけ講座を取り入れても、受講生は成果を出せず、結果連続開催もできません。

そういう講座のほうが多いんですけどね。

 

では、コンテンツを作るにはどうするか。

まず請負で仕事を続けていくと、いろんな共通点が浮かび上がります。

 

一定の成果が出る期間

顧客のお困りごと

どれくらいの時間・頻度が必要か

 

などなど、顧客の数・実践の数が増えれば、自ずと浮かび上がってくる共通点。

これらをカリキュラム化し、コンテンツにします。

そうしてコンテンツを作ることで、次のフェーズに移ることができます。

 

 

パッケージ化し、拡張

コンテンツを作ったら、それをいろんな形に加工・パッケージ化します。

例えばコンサルタントであれば、請負の顧問契約しかなかったのが

 

プロジェクト型(期間を決めて一定の解決をするためのもの)のコンサルティング

研修

連続講座

セミナー

オンラインスクール

教材販売

動画販売

出版

 

なんかがあります。

 

顧問型のコンサルティングをしている人であれば、短期のプロジェクト型のコンサルティングや研修を受注できれば売上規模が変わりますし、クライアントにさらなる提案もできます。

影響力も格段に広がりますね

整体やセラピストの方なんかであれば、その手技をコンテンツ化すれば、動画配信とかスクール展開とか、いろいろと可能です。

 

このフェーズに来ると、これまでは

“自分が商品で、自分を売る”

だった状態を

 

“商品と、それがもたらす結果を売る”

状態に昇華できます。

 

ポイントは、だれがやっても一定の成果が出るよう設計されていること。

個々にカスタムできない分、再現性の高いカリキュラムが組まれていることが求められます。

 

請負までは、職人としての働き方。

厳密にはマーケティングは必要ありません。セールスで十分。

しかしコンテンツを作ったら、それを商品化して売ることができるようになります。

ここではじめて、本格的なマーケティングが必要になってきます。

 

 

FC展開

「3」の段階で、同業の間では注目される存在になります。

そうなると、「やり方を教えてほしい」「ノウハウを教えてほしい」と思う人が出てきます。

その人達に自分のノウハウをお伝えするのが、このフェーズ。

 

「FC展開」と書いてますが、必ずしもフランチャイズ展開を本格的にしなければいけないというわけではない。

ただ、自分のやり方・ノウハウを同業の方に学んでもらい、それが広がっていくさまはFC展開と同じです。

 

もちろん、ここから協会ビジネスにしたり、資格を発行したりしてFCビジネスを始めてもいい。

かなり難易度は高いですが、成功すればかなりの影響力を持てるようになります。

 

 

コンテンツを作り、パッケージを作り、マーケティングをして商品を売る。

これを繰り返してももちろん構わないわけです。

商品ラインアップを増やすとか切り口を変えるとか、売り方はいくらでもある。

ただ、より広汎に販売し、影響力を高めようと思ったら、FCつまりフランチャイズ化は有効な手段です。

 

商品を扱ってくれる代理店を募り、そこに卸して販売してもらう。

こうすることで、桁も変わるし影響力も段違いになります。

 

「3」の段階では、技術やノウハウをお伝えすればそれで事足りました。

しかし「4」まで来ると、FCつまり自分が創った商品パッケージをそのまま販売してもらう必要があります。

当然、その販売の仕方や顧客対応の仕方など、オペレーションも含めたパッケージにして売る必要があります。

 

事業を拡張するために最も必要なもの

コンテンツホルダーが事業を拡張するためのステップを紹介してきました。

 

自分の事業や商品が、いまどの段階にあるか。

これを把握しないまま、とにかくテクニックを学んだり集客・マーケティングに血道を上げても、成果はなかなか上がりません。

 

どの段階にあり、今必要なのはなにか。

見極めて販売していただければなと思います。

 

誤解を恐れずに言えば、ほとんどの方がフェーズ1でとどまっています。

べつにそれが悪いわけではなく、そこで職人的に名を成していく・業績を上げていく方法だってあります。

拡張することだけが正義なわけじゃない。

 

ただ、労働集約的な働き方を避けたい、影響力を拡げたいということであれば、上記のステップを踏むのが確実です。

 

その際に必要なものはなにか。

志、とか、ビジョン、と言えばきれいなんでしょうけど、別にそれは関係ありません。

 

必要なのは

再現性あるコンテンツ

です。

これがないと、他者に広めることはできません。

 

コンテンツを作ってパッケージ化する=商品を創ることであり、商品を創らないということはあくまで手数料ビジネス・賃仕事にとどまります。表現が良くないかもしれませんが。

 

事業として拡張するためには、持っているノウハウをコンテンツ化し、商品を創る。

それを忘れないでいていただけたらなと思います。

 

オンライン集客のコツを動画でお伝えしています。

よかったらご覧ください。

 こちら ↓

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投稿 教えることを仕事にするうえでおさえておきたい2つのポイント株式会社ジャスティス に最初に表示されました。

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大中尚一です。

 

コロナによって大きな変化が起きています。

徐々に起きつつあったデジタルシフトや働き方改革が、コロナショックで一気に進んだ感があります。

 

個人の生き方・働き方にも、大きな影響が出てきています。

 

企業寿命はどんどん短くなってきていて、一つのところで長く勤めることが難しくなってきていますね。

平均して一人3回は転職するような状況になってきていて

 

「一所懸命」

 

は困難になってきています。

※一所懸命とは、武士が自分の領地を命懸けで守ることから転じて、一つのところ・ことを死守すらというような意味

 

追い打ちをかけるように増税、それに社会保障も薄くなってきて、まさに個人の責任が問われる「生き残り」がテーマの時代になってきています。

 

 

 

そんな中、新しいノウハウを身につけスキルアップをすることが、キャリアアップひいては生き残りには大事という論調を見聞きします。

 

広告もそういうのが多いですね。

 

 

ただ、人間、そんなに器用ではありません。

 

キャリアアップや稼ぐために必要なノウハウであっても、自分に合わない人はいます。

合わないことをいくら努力しても、合ってる人には勝てません。

 

そもそも、いまから身につけようと思っても、時間がかかる。

その間ににっちもさっちも行かなくなる事態も予想できます。

 

 

 

起業でも副業・複業でも、まず取り組むのがいいのは

 

自分が好きなことや得意なことを活用する

 

こと。

 

もちろんスキルアップは必要ですが、自分が好きなことや得意な事を活用する方が効率的です。

 

 

一生懸命頑張ってノウハウを学んだり資格をとったりしても、会社の倒産や環境の変化で、無意味になる可能性もあります。

 

でも、自分の経験や得意なこと・好きなことというのは、環境が変わったとしても自分の財産であり続けます。

 

この好きなことや得意なことを人に教えることをビジネスにする。

これが、これから環境が大きく変わっていく社会の中で生き残っていくための有効な手段です。

 

 

”教える”ことが最強の生き残り戦略

環境が大きく変わっていく社会の中で生き残っていくためには

自分の経験や好きなことを教えることが最強のビジネス戦略となる

 

僕はそう思っています。

 

 

前提として、これからの社会で必要とされる能力は”学ぶ力”です。

 

これはオックスフォード大学の教授であるマイケル・オズボーン氏が提唱しているもので

 

氏は、AIの発展により50%の仕事が人間の手から離れる、その未来に求められるスキルは

 

”戦略的学習力”

 

であると述べました。

 

戦略的学習力とは一言でいうと、新しいことを学ぶスキルのこと。

新しいことを学んだり教えたりするときに、最適な学習法を選び、実践できる力のことを指します。

 

 

これからの社会で生き残っていくためには、生涯に渡って学び続ける必要があります。

そうでなければ仕事を失い、未来が閉ざされてしまいます。

 

 

そして、学ぶためにはその対になる

 

教える

 

存在が必要です。

 

 

もちろん独学で学ぶこともできますが、効率的に学ぶには、その分野のことを体系的に教えてくれる人から学ぶほうが効率的かつ効果的です。

 

そのために、”教える”ことの需要はこれからますます高まっていきます。

 

 

そうはいってもそんなのか限られた人の話で、自分には教えられるようなことはない。だれも自分の話を必要とするとは思えない。

そんな声が聞こえてきそうです。

 

しかし、そんな事はありません。

 

 

たとえば車の免許をとるとき、あなたは誰に教わりますか?

 

プロのレーサーでしょうか?

そんなことはないですね。

 

教習所に行って教わると思います。

 

 

もちろん教習所の先生も運転のプロですが、レーサーほどではない。

それでも技術を教えることで稼ぎを得ています。

 

 

自分が得意なことや経験してきたこと・好きなことの分野であなたよりも初心者の方がいれば、その人達はあなたのスキルやノウハウを必要としています。

 

それを教えることで、仕事やビジネスにできます。

特にこれから学ぶ人が増えていく中で、教えることの可能性はどんどん拡がっていきます。

 

 

また、人に教えることでさらに自分自身の学びも深くなり、よりその分野を極められるというメリットもあります。

まさにこれからの社会を生き残っていく上での最強のビジネス戦略が

 

教える

 

ことだと言っても過言ではありません。

 

 

 

勝てる土俵 と 強い武器

教えることを仕事にする、と言っても、ただ自分の経験や好きなことを話せばうまくいくわけではありません。

 

「あなたの話を聞きたい。教えてもらいたい」と思ってもらい、顧客や受講生に選んでもらうには

 

勝てる土俵 と 強い武器

 

を作る必要があります。

 

 

勝てる土俵とは、その分野においてはあなたが第一人者として認知されるあなただけの領域

強い武器とは、同業他者には真似ができない・しにくい、あなたならではのコンテンツのことです。

 

 

この二つを揃えて作り上げることではじめて、あなたは第一人者として選ばれる存在となることができます。

 

 

 

 

生き残りのためにやってはいけないこと

 

頑張っているけどなかなか成果が出ない、思うように結果が出ていない人には、次のような特徴!?があります

 

・とにかくインプット

・ノウハウコレクター

・実力をつけてからやる

 

とにかくいろんな情報や知識を「いつか役に立つかも」と思ってひたすらインプット。

 

いいセミナーがあると知ったら、どんどん参加。

 

それはいいんですが、それを実践に移したり、整理して発信したりはしせず、さらにインプットを積み重ねたりノウハウの収集に努めたり。

 

理由は、「まだ準備ができてない」から。

 

自分にはまだ知識が足りない、実力が足りない、ノウハウが必要。

実践・アウトプットに移すのは、実力がついてから。

 

そう言って、行動を先延ばしにするのが特徴です。

 

 

 

本当の実力は実践の中でしか培われないんですが、それはやっぱり怖い。

ということで、今日も一生懸命インプットして"準備"しています。

 

 

いくらインプットしても、生き残るための力はつきません。

実力をつけるには、学んだことをアウトプットし実践に移すこと。

 

それには、自分の知見やノウハウを整理して人に教えることが最適です。

 

 

 

うまくいっている人の特徴

教えることを仕事にしている方は、世の中にたくさんいます。

 

大別して

 

コンサルタントやコーチ、士業・FPなど、専門知識や情報を持って教えたりサポートする人たち

整体やセラピスト、歯医者やインストラクターなど、専門的な技術でもって教えたりサポートしたりする人たち

 

に分かれますが、その中でもうまくいっている人とそうでない人に分かれます。

 

では、うまくいっている人は、どんな人なのでしょうか。

 

共通点として

 

・勝てる土俵を作っている

・強い武器を持っている

 

ことが挙げられます。

 

この二点が揃っているため、ファンやリピーターがおり、先生として敬意を払われつつ稼げているという特徴があります。

 

あれもこれもと手を出さず自分の領域を設定・作り出し

第一人者・専門家としての認知度を確実に上げた結果顧客に選ばれ

その成果をもってさらに第一人者としての基盤を固める

 

こういう正のスパイラルを作り出しています。

 

 

では、勝てる土俵と強い武器を持つにはどうすればいいのか?

 

それぞれ解説します。

 

 

 

勝てる土俵

うまくいっている人は、”勝てる土俵"を作っています。

言い換えると、自らの専門分野を作り上げ、そこで勝負しています。

 

 

一方で、努力してるのになかなか成果が出てない人は、他者が作った土俵で勝負しています。

そこで勝つため、際立つ存在になるためにはとにかく実力をつけることが大事と考えて、ノウハウを学んだりスキルアップに勤しみます。

 

ただ、どんなに実力をつけたと思っても、それを発揮する場がなければ意味はありません。

そもそも、本当に実力がついたかどうかは、お客様の成果を出すことでしかわかりません。

 

なのでまずやるべきは、お客様創りです。

 

そのためには、ここなら誰にも負けないという勝てる土俵を設定・創り上げ、お客様から選ばれる存在にならないといけません。

 

 

では、勝てる土俵を創るにはどうすればよいか。

 

いろいろ考えるべき要素はありますが、大前提として

 

お客様は誰か

 

を明らかにする必要があります。

 

 

それも

 

中小企業の経営者

 

とか

 

子育て世代

 

とか曖昧で中小的な決め方ではなく

 

 

何に困っているか

どんな欲求を持っているか

 

という内面にまで踏み込んで決める必要があります。

 

これが、全ての起点となります。

 

 

強い武器

成果を出している人、出し続けている人は、強い武器を持っています。

 

自分ならではのコンテンツに基づいた商品を持ち、加工して拡げていて、影響力を高めています。

 

彼らは意図して、あるいは無意識のうちに

 

ノウハウ

 

 

コンテンツ

 

の違いを弁え、けっしてノウハウコレクターになることなく自分のコンテンツを磨き、成果を出しています。

 

 

繰り返しになりますが、ノウハウはいくら身につけたてもそれだけでは売れません。

ノウハウをコンテンツに昇華し、商品にしてはじめて売ることができる、選ばれる土俵に立つことができます。

 

 

強い武器の基は、コンテンツです。

コンテンツを作るためには、まず顧客に与えられる変化を明らかにする必要があります。

 

 

顧客があなたに関わった結果、何が得られるのか。

そこをはっきりさせておきましょう。

 

 

まとめ

 

人生100年時代と言われるようになりました。

 

現役で働かなければならない期間はどんどん延びています。

最後まで豊かで充実した人生を送ろうと思えば、学び続けて自分をアップデートし続けることが重要です。

 

その学んだことを体系化して、必要とする人に教える。

 

そうすれば、常に必要とされ収益を得続けることができます。

 

 

そのためには、自分の勝てる土俵を作り、強い武器を持つこと。

ぜひ取り組んでみてくださいね。

 

 

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投稿 コンサルタントとして独立して食えるようになるためのポイント株式会社ジャスティス に最初に表示されました。

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大中尚一です。

 

独立して、コンサルタントとして活動する人が増えました。

ただ、基本的なことをおさえていない・準備していなくて、独立してから苦労する人もたくさんいます。

 

このコラムでは、コンサルタントして独立起業し、活躍していくための処方箋をお伝えします。

コンサルタントとして企業・起業家のサポートを行い、コンサルタントの業績向上の支援も行っている筆者が、「コンサルタントとして独立して食えるようになるためのポイント」をご紹介しています

 

基礎/基本的な内容ですので、誰にでも理解しやすくなっていますので、読んでみてください。

 

コンサルタント起業の現状

コンサルタントとして起業し活動する人が増えてきました。

僕自身もコンサルタントして活動もしてきましたし、数多くの優れたコンサルタントの方と付き合わせていただき、その活動を間近にも観てきました。

 

順調に業績を伸ばし、活躍されている方もいますが、一方で、いまいち成果を出し切れていないコンサルタントの方々も大勢います。

コンサルタントという存在が当たり前に認知されるようになってきて絶対数も増えていますが、なかなか業績を伸ばせず苦しんでいる方の絶対数も比例して多くなってきています。

 

コンサルタントの数が増えてきて、シェア争いが激しくなったから、と思うかもしれませんが、僕はそうは思いません。

コンサルタントとして独立起業してやっていくための基本を抑えていないことが根本にあると思っています。

 

現に、ものすごく努力してもなかなか業績が上がらない人もいれば、しっかり要点をおさえていて、スルスルと短期間で業績を上げる人もいます。

 

正しい基本・要点を押さえること。
それがコンサルタントとして独立起業して活躍していくための大事なポイントです。

 

コンサルタントとは

そもそも「コンサルタント」とは、どんな仕事でしょうか。

いろんな定義があって、どれが正解、ということもないと思いますが、僕は下記のように定義しています。

 

「言葉/コンテンツ/ノウハウを手段として 対象に何らかの変化をもたらす専門家」

 

情報を分析してもいいし、コンテンツを提供してもいい。

コーチング主体で、顧客に動いてもらうのでもいいですが、大事なのは

 

「変化を与える・もたらす」

 

ことです。

 

 

独立系コンサルタント・雇われコンサルタント

そのコンサルタントのうち、独立してやる方と、コンサルファームなどに所属してやる方に大別できます。

 

大きな違いは

 

独立系コンサルタントは、経験を基にしてサービスを提供し

雇われコンサルタントは、コンサルファームなどのコンテンツ・ノウハウを以て対象の課題を解決する

 

こと。

 

どちらが上、どちらがいい、というものではありませんが

 

独立系コンサルタントはオーナー経営者に信用されやすく

雇われコンサルタント(というかその母体であるコンサルファーム)は規模の大きい企業や安定した企業に受け入れられやすい

 

というのはあるかなと思います。

 

オーナー経営者はリスクをとってやっている方が多いので、同じようにリスクを取ってやっている独立系のコンサルタントのほうが、親和性があるんじゃないかなあと。

 

もちろん例外もありますし、一概には言えないところもありますが。

 

 

で、本稿でお伝えしていくのは、独立系コンサルタントのお話です。

 

ちなみに、「○○の資格をとった」「●●の講座・スクールを卒業した」からコンサルタントになれると思っている方がいますが、これはちょっと違います。

これは、コンサルタントではなく、インストラクターといえます。

 

この場合のインストラクターの定義は

「一定の技能を修めて、そのやり方通りのサービスを提供する人」

ぐらいに思ってもらえばいいです。

 

上述したようにコンサルタントの仕事は

顧客に変化を与えること

です。

 

どんなに良いスキルやノウハウを伝えても指導しても、顧客に変化を与え得られなければなんの意味もない。

当然、国家資格をとってもそれは同じです。

 

なので、何かの資格をとったから、技能を身に着けたからコンサルタント、というのはちょっと違うということを覚えておいていただきたいなと思います。

 

 

コンサル起業のメリデメリ

コンサルタントとして独立してやっていくとして、メリット・デメリットはどんなものがあるのか。

いろいろあるんですが、代表的なものをかいつまんでお伝えします。

 

メリット
・小資本で始められる
・在庫不要、利益率が高い
・定期的に一定額の収入が見込める
・経験を活かせる
・他の事業にも相乗効果を生みやすい
・多くの人に影響力を持ちやすい
・講演や研修などで、全国(場合によっては世界)で活躍できる
・コミュニティを作りやすい
・複業しやすい

 

けっこういろいろあります。

 

「小資本で始められる」「在庫不要、利益率が高い」「定期的に一定額の収入が見込める」なんかは、ホリエモンが起業する際の要素として述べてらっしゃることですね。

あと、「経験を活かせる」というより、経験を生かさないと独立コンサルタントしてはやっていけないと言い換えてもいいかなと思います。

他に挙げたものは、コンサルビジネスを拡張する上で役立つメリットです。

 

最初からいきなり、というのは難しいですが、頭に入れておいていただくと、後々役に立つかなと思います。

 

これらのメリットに惹かれてあるいは憧れて、コンサルタントとして独立してやっていきたいという方は多いです。

ただ、デメリットの方はあまり意識されていない方が多い印象です。

 

デメリット
・参入障壁低く、競合多い
・基本、労働集約
・形がない、わかりにくい
・「絶対必要なもの」ではない
・小手先で通用してしまうことがある(ごく短期間)
・先生型コンサルは不要になってきている(ほとんどの情報がただで手に入る)
・個人の力量に左右される

 

どれも特段解説の必要はないかと思いますが、コンサルタントとして独立起業する方が見落としがちな点でもあります。

こういうデメリットがあることを踏まえて、コンサルタントとしての起業を考えることをおすすめします。

 

コンサル起業をとりまく現状

帝国データバンクの調査では

①2014年 5年で企業数1.9倍
②2018年 経営コンサルタント活用企業 5年で3.7倍

という、割と明るいニュースがあります。

 

コロナの影響でこれも変わっていくとは思いますが、コンサルタントを活用するのに抵抗がなくなってきた証左と言えるのではないかなと思います。

その点は、コンサルタントとして起業する事を考える上ではプラスになるかなと。

 

ただ、企業数が増えたのは、小規模・個人企業が増えたからというのははっきりしています。一人法人が増えましたね。

 

あと②については、コンサルタントが浸透してきた結果だと思いますが、長期にわたって安定的に継続受注しているかどうかは別問題です。

実際、後継者不在の企業が120万社あるとされていて、つまりはそれだけコンサルタントに依頼する可能性がある見込み客は減る方向にあります。

 

その他、コンサルタントとして起業する上では、下記のトレンドがあることは念頭に置くことをおすすめします。

・動画コンテンツなどによる一級品の無料化・陳腐化が早い
・低価格のクラウドサービスなどによる価格下落圧力
・テック化による作業仕事の激減
・高度化 例.コーチングやコンサルが「できてあたりまえ」
・プレーヤーの増加(独立起業を目指す若者/シニアの増加、ギグ・エコノミーの進展)

 

ざっくりいうと

・生涯勉強し続けないといけないし、スキル習得サイクルが早くなっている
・求められるスキルが高度化している(作業とかただのノウハウは通用しない)
・差別化が必須

というのが、コンサルタントとして起業するうえでの現状だと思っていただいていいかなと思います。

 

独立系コンサルタントがハマりやすい罠

コンサルタントとして独立してやっていくのは、やりがいがあります。

ダイレクトにお客様に関わり、成功・成長のサポートをできることって、なかなかない経験ですからね。

やりようによっては影響力を拡めることもできますし、経験を活かせるという特性もあって、起業の選択肢としては悪くないんじゃないかなと思います。

 

・・・が。

当然、みんながみんな、うまくいくわけじゃない。

 

とくに年商で800万行くか行かないかのうちは、下記のような問題を抱えている人が多いです。

① 客単価が低い
② 売上が安定しない、コントロールできにくい
③ 下請け仕事が多い、忙しい割には儲からない
④ 営業に苦手意識があって、顧客数が安定しない
⑤ 集客の仕組みがない
⑥ 契約更新してもらえるか不安

 

コンサルタントだけではなく、専門家として起業する人は多かれ少なかれ持つ問題ですね。
これらの問題をクリアしないと、天井は決まってしまいます。

 

いろんな対処方法がありますが、シンプルなのは

顧客像の明確化
自分が何者かの明確化

はしておくほうがいい。
これでだいぶ違ってきます。

のちほどこのあたりもお話します。

 

コンサルタントとして起業するための準備

在庫なし・少資本・利益率高い。
という、理想的な条件が揃っているコンサルタント起業。

その手軽さから、準備不足のままなんとなく始める方もいます。
少なくともこれくらいの準備はしておかないと、早晩、確実にいき詰まります。

 

コンサルタント起業の準備 行動編

在庫なしで小資本でできるということもあって、知識・ノウハウだけは準備してもそれ以外は疎かなまま独立起業する人がわりといます。

…僕みたいに(苦笑)。

 

あとでだいたい後悔するので、少なくとも下記は準備することをお勧めします。

生活費
人のつながり
オフィス
お客様
その他

一つづつ解説します。

 

生活費

あたりまえと思われるかもしれませんが、これを甘く見積もっている人が多いです。

ある程度契約をとってから独立するのならともかく、そうでないのであれば少なくとも半年分の生活費+アルファは確保してから独立しましょう。

すぐに契約が取れることはありませんので。

 

プラスαというのは、経費です。

交通費からオフィス代から各種の備品代、交際費。
多めに見積もって準備しておかないと、目減りする貯金残額の恐怖を味わうことになります。

 

人のつながり

Webで完結させるのであれば別ですが、そうでなければお仕事はだいたい人から来ます。

相談できたり切磋琢磨できる人・場所は持っておくほうが無難です。

 

だからといって、「人脈を作ろう!」とばかりにいろんな会に参加したりするのはあまりおすすめしません。

それでうまくいく人もないではないですが、十中八九疲弊して時間と労力・お金を無駄にします。

やめておいたほうが無難です。

 

お客様

できれば完全独立前に顧客を確保し、コンサルティングなどを始めておきましょう。

 

独立前に、「独立するんです」と言ったら、だいたい「応援するよ」といってもらえます。
その言葉を当てにして、独立してから営業に行く方が多いですが、「応援するよ」は、文字通り「応援する」だけです。契約してくれるわけではありません。

お客さんになってくれるはず、は、九割九分外れます。

あてが外れて、あわてて顧客をみつけに動いても、すぐに成約にはならないので気持ちばかり焦ることになります。

独立前に、仕事は確保しておくことをおすすめします。

 

あと、円満退職は必須です。
統計をとってるわけでもなく、僕の感覚値でしかないですが、退職の円満度=独立後のスムーズさにつながるように思います。

円満に退職すれば、前職との提携なんかも視野に入れられますし、そうご紹介も起こったりします。

飛び出すように退職するのはやめましょう。

 

名刺やHP

名詞・HPなどは、独立時点であるのがベターです。できれば準備しておきましょう。

独立してから作ると、「できてから本格的に動こう」とか自分への謎の甘えでがでます。
簡単なものでいいので、独立前から準備しておき、すぐに動けるようにしておきましょう。

 

ただし、手作りはおすすめしません。
安っぽく見えて、人のつながり・お客様ともにいい結果をもたらしません。

要注意です。

 

コンサルタント起業の準備 言語化編

続いて、言語化編。

この言語化を最低限やっていないと
「で、何やってる人なの?」
と言われて、下請け扱いされていくのがおちです。

 

時間をとって言葉にしておきましょう。

 

 

①顧客は誰か

いわゆる顧客像です。

 

コンサルタントとして誰を救いたいか

と言い換えてもいいですが、使命感をもってコンサルティングを提供したい方はどんな方なのか、定義しておきましょう。

 

②もたらす価値はなにか

救いたい方に、どんな価値を与えることができるのか。

 

コンサルタントは、言葉・持っているコンテンツで顧客に変化を与える仕事です。

「コンサルティングを提供します」だと、顧客はあなたが何をしてくれる人なのかわかりません。

「こんな変化を与えられます」と、価値を明らかにしておきたいところです。

 

③なんの専門家と目されたいか

「②」に関連しますが、あなたはどんな変化を与えてくれる人と思われたいかを明確にしておきましょう。

売上を上げてくれる人なのか、採用を手伝ってくれる人なのか、財務を改善してくれる人なのか。

うまくいっている人は、ここがとてもわかり易い人です。

 

④商品はなにか

これも②と関連します。

 

「コンサルティング」は、商品ではありません。商品を提供する手段の一つにすぎません。
コンサルタントが提供するからコンサルティングではないんですね。

 

経験と実績を棚卸しして、あなたがどんな変化を顧客に与えることができるか。
それがイコール商品(コンテンツ)となります。

ここを勘違いしていると、いつまでたっても顧客獲得に再現性をもたせられず、苦労することになります。

 

⑤どの領域で勝負するか

大人数向けの研修やビジネスセミナーを主戦場にするのか、1対1のコンサルティングを提供することを主とするのか。

期間の長短は
金額は

予め、決めておきましょう。

 

「顧客次第です」と、顧客にボールを投げてしまうと、下請け一直線です。
手を抜かないようにしましょう。

 

 

資本不要で在庫もいらないコンサルティングビジネス。
それだけに、とくに言葉を磨くことには力を入れておかないと、選ばれる存在になれません。

じっくり時間をとって準備しましょう。

 

 

コンサル起業あるある

コンサルタントとしての起業は

在庫なし・少資本・利益率高い。
経験をもとにして起業できる

などの好条件が揃っているためか、ろくに準備をしないで起業する人がわりといます。

そしてその考えが抜けなくて、いつまでたっても貧乏暇なし状態から抜けられなかったりします。

 

そんな状態に陥らないために、どんな勘違いをしやすいか、どんな失敗をしがちかをお伝えします。

 

ちなみに、あらかじめお伝えしておくと、一人の方がどれか一つのパターンということはあまりありません。

だいたい複数のパターンに陥って、ドツボにはまっていく方が多いな〜、という印象ですね。

 

ノウハウがあればうまくいくはず起業

コンサルタント・コンサルビジネスをやろうとする人は、総じて勉強好きですね。

なので、ノウハウを学んだりスキルを身につけたりするのは大好き。
言われなくてもいくらでも勉強します。

 

ただ、それだと仕事はとれません。
契約取るのも無理ですよね。

だって営業しないもの。

いくらノウハウを身につけても、マーケティングの仕組みを作らず、営業もしなければ、顧客が増えません。

顧客がいなければ、ノウハウもスキルも活かしどころがない。

宝の持ち腐れです。

 

ノウハウよりもまず大事なのは、営業。

なので、まずは顧客を増やす算段をしたり、営業やマーケティングの仕組みを作ることを優先しましょう。

ノウハウは、仕事してれば嫌でも身につきます。

 

 

「資格さえあればなんとかなる起業」

士業さんが典型で

「◯◯士の資格を取ったから、仕事が取れる!」

と張り切って独立、というパターン。

 

あと、整体やエステで言うと「ディプロマを取ったから大丈夫」と思ったり

いわゆる高額講座に行ってスキルを学んで

「このスキルさえあれば仕事できる」

と思ったりというのも、このパターンに入ります。

 

このパターンはだいたい

はりきって起業したものの
思ったよりも、というかまったくお客様が増えず

どんどん預金通帳の残高が減っていき、不安な夜にさいなまれる・・・

という事態に陥ります。

 

そこからの姿勢で大きく変わるのは他のどのパターンでもそうですが

このパターンの場合は、さらに勉強して資格を取る・スキルを学ぶ方向に行く人が多く
ドツボのスパイラルに陥ってしまうことも往々にしてあります。

勉強熱心な人が陥りやすいパターンといえるかなと思います。

 

 

思い込み逃避起業

「この組織では力を発揮できない」
「ここは、自分を正当に評価してくれない」
「この組織はダメだ」

こういう想いが高じて

「自分はもっと活躍できるはず」
「自由にやれれば、もっとクリエイティブなことができるはず」
「いっそ、自分でやろう」

と独立するパターンです。

 

組織の中で不遇(と思いこんでいる)方に多い独立起業のタイプです。

 

これ、完全に「思い込み」です。

 

こういうタイプは自分に自信がある人が多いですが

本当に優秀なら、組織を良い方向に変えることもできますし、組織内でも正当に評価されるものだと思います。(その組織が健全に機能しているという前提の話ですが)

 

なので、組織を変えることもできず、ただ自分の不遇(という思い込み)を嘆いているだけの人が独立しても、うまくいくことはありません。

 

なぜかというと

・自分の力を正確・客観的に分析できていない
・考え方が他責で、ベクトルが自分の不満に向いている
・現実逃避の傾向がある
・自由にやる = クリエイティブなことができると勘違いしている

からです。

 

恥ずかしながら昔の僕もそうでした。
だから独立当初は、相当苦労しました。

まあ、自分が悪いんですが・・・

 

このパターンの方は

考えを改めない限り、また会社員に逆戻りしたり、いつまでたっても鳴かず飛ばずのまま終わる結果となります。

 

 

「あの人みたいになりたい!」憧れ起業

読んで字のごとく、です。

 

憧れている人がいて、その人みたいになりたいと考える。

まではいいんですが

形から入ろうとして、似たような業種で独立起業してしまうパターンです。

 

まず、中身・スキル・経験が伴っていないので、つまづきます。

それでもそこで奮起して努力して成果を出すことももちろんできます。
できるんですが、一つ問題が。

 

その起業スタイルが本当に自分にあっているかどうか。
合っていないと、これまた相当苦労します。

 

たとえば、憧れている人が営業がうまくてセミナーも上手。
それでうまくいっている。

でも自分は、あまり営業は得意じゃないし、人前で話した経験も少ない。

だからこそその方に憧れたといえますが
タイプが違うので、成功の方程式もまた違います

なので、かなり腹くくらないと、憧れの方と「同じパターン」で成功をおさめるのは、きわめて難しいと言えます。

 

 

大丈夫なんとかなる起業

まだまだいきます。

 

これ、じつは枕詞がついてまして・・・

 

正確には

(準備は足りないけど自分なら)大丈夫なんとかなる起業

といいます。

 

準備にかける手間を惜しみ
「自分だったら大丈夫」という根拠のない自信を持って

思い切って(というか無謀にも)起業するパターンです。

 

実績をともなった思い切りならまだいいんですが
こういう方は、実績もないのに「自分なら大丈夫」と思いこんでいる場合が多い。

 

根拠を問うてみると

「本に書いてあったから」とか
「起業セミナーでアイデアを褒めてもらえたから」とか
「願えば叶うから」

とかいう人もけっこういます。

自分の頭の中だけで成功のイメージができてしまってるパターンですね。

 

イメージングするというのはたしかに大切ですが
それを現実化するには、行動が伴う必要があります。

その行動をより良いものにするには
しっかりした準備が必要なのは言うまでもありません。

 

言うまでもないんですが・・・

「こうしたい」と思いこむと
そういった慎重論は、どこかに行ってしまいますね^^;

 

 

あの人がお客になってくれるはず起業

独立前に取引先とかに

「独立したらお客になってくれるか」をそれとなく尋ねると

「応援するよ」

と言ってもらえたので、確度の高い見込み客にカウントしてしまう場合があります。

 

・・・これは、ほとんどの場合あてが外れます。

 

実際に独立して挨拶に行ってみたら

「(うちは頼めないけど)応援(は)するよ。がんばって」

というのが大体のパターン。

 

あてが外れてがっかり。
さあ、売上をどうしよう・・・

こんな感じが多いです。

 

 

見栄っ張り起業

事務所を立派なところに構える
やたら立派なパンフレットを作る
何ページもあるサイトを作る・・・

中身が伴っていないのに外見だけ飾り立てて

「活躍してます」

と見せるパターンです。

 

これまで聞いた中で悪い意味で一番インパクトがあったのは

タワーマンションの一室に事務所を構えて
「タワーマンションに事務所があるコンサルタント」
と売り出したというパターン。

結局、キャッシュが続かなくて出たらしいですが・・・

 

お客様の成果には何の成果も関係ないところに力を使って、コケるパターンです。

 

ほかにも

「俺はあの会社出身だから偉いぞ起業(=武士の商法起業)」
「船頭多くして船山に登る起業」
「計画バッチリ あれこんなはずは起業」
「自由になったつもりが、あれ上司が顧客に変わっただけ?起業」

とかもあります。

・・・全部読んで字のごとくですね^^;

 

あと、コンサル起業でよくある勘違いとして

・インストラクター = コンサルタントだと思っている
・教えること・情報提供がコンサルタントの仕事だと思っている

とかですかね。

 

これだとなかなか契約が長続きしなかったり、単価が上がらなかったりします。
気をつけてほしいポイントです。

 

 

 

起業する前にこれらのパターンにはまらないように気をつけるのはもちろん

 

もしもう起業していても、けっしてこれら

「あるある」

パターンにははまらないようにしていただければな〜、と思います。

 

 

独立系コンサルタントとしてうまくいく/いかないのはこんな人

独立してコンサルタントとしてやっていくのに、「こんな人はうまくいく」「うまくいかない」というパターンがいくつかあります。

コンサルタントだけではなく、士業、講師や保険営業・セラピストなど、コンサルティングの要素が必要とされる方には共通した要素です。

 

うまくいかないのはこんな人

◆勉強依存

コンサルタントや士業など、言葉を武器にして仕事をしようとする人は総じて

資格・知識・ノウハウ

を過大に評価する傾向があります。

 

よくある勘違いに

・勉強したらコンサルタントになれると思っている
・資格を過大に評価している
・能力・知識があれば大丈夫と思っている

というものがあります。

そして、これらの傾向がある人が大きな成果を出していることはありません。
勉強して知識やノウハウを得ることに依存してしまっているんですね。

 

必要な業務知識を身につけること、契約を受注しお客様の成果に貢献する方法を身につけることはとても大事です。

が、資格や知識、ノウハウを増やせば増やすほど、成約率が増し、顧客の成果に貢献できるわけではありません。

 

まず見込み客の信頼を得て受注すること
受注したら、死ぬ気で成果を出すこと。
そのために必要な情報はその都度得ること。

まずは、このサイクルから始めないと、いつまでたっても勉強で終わります。

 

 

◆コミュニケーションが苦手

これは、コンサルタントというより、資格系の方に多いですかね。

人とのコミュニケーションに苦手意識を持っていて、営業にも苦手意識をもっている。というか営業=売りつけるという図式になっていて、罪悪感すら感じている人もけっこういます。

Webで完結する仕事であればいいんですが、コンサル系のお仕事は最終的には直接のコミュニケーションを取る必要があります。基本的に、弱みの克服よりも強みを伸ばすほうが効率的ですが、こればっかりは克服する必要ありだと思います。

 

 

◆独立前後の準備不足

コンサルタントとして起業する際の準備についてお伝えしましたが、。このあたりが疎かになっていて、見切り発車で独立する人がいます。
まあ、僕もそうだったのでえらそうには言えないんですが・・・

 

例えば

・在庫がいらないからと行ってキャッシュフローの見積もりが甘い
・前職の辞め方が悪い
・独立が目的になってしまっている

このあたりは解消しておかないと、致命傷になります。
事前にしっかり準備しておきましょう。

 

 

◆コンサルタントと起業家の違いを理解していない

世の中には、起業や副業で成功する方法論が溢れています。

 

基本的にはどれも活用次第で役に立つものばかりなので、熱心に取り入れるのはいいんですが・・・

その情報が

・起業家として成功するためのものなのか
・起業家や経営者を支える側の専門家として成功するためのものなのか

を分けて取り入れるようにしないと、遠回りになります。

 

どちらが上、ということもちろんありませんが、コンサルタントとして成功したいのに、支える側の起業家として成功方法ばかりを仕入れてもあまり意味はありません。

 

もちろん、起業家の考え方を知るという意味ではやっておいたほうがいいんですが、肝心なのは、「ではその考え方をする起業家をどうやってサポートするか」の方。

ここを区別できずに、中途半端な立ち位置になってしまうと、けっこうしんどくなります。

 

コンサルタント・専門家としてサポートする側に立つのか
起業家として、コンサルティングや専門知識を活かすのか

そのスタンスははっきりしておいたほうが、無駄がありません。

 

 

◆鵜呑みにする

世の中には、いろんなメソッドがあります。

 

すべて何らかの役には立つと思いますが、8割以上が

その人だからできたもの

であり、普遍性があるわけではないのも、悲しいかな厳然たる事実です。

 

そのメソッドで成功した人と同じタイプだったり背景が似ていればそのまま使えるかもしれませんが、あくまで参考程度にしておくことをお勧めします。

 

次は、うまくいく人のパターン。

 

うまくいくのはこんな人

打席に立つ

一つ目は、「打席に立つ」。「実践する」と言い換えてもいいですね。

まず、やってみる。
うまくいったら、磨きをかける。
うまくいかなかったら、修正してまたやる。
そうして、うまくいく率を上げていく。

やらなかったら、打席に立ってバットを振らなかったら、いつまでたってもノーヒットのままです。

うまくいってる人は、うまくいくようになるまで、打席に立ち続けている人です。

 

◆得意分野・専門分野を持っている

うまく言ってる人は

「◯◯ならこの人」

と認知されています。

 

集客ならこの人
セールスならこの人
チームビルディングならこの人・・・

得意な分野・専門として認知されているものをもっていますね。

 

誤解していただきたくないのは、なにも日本一である必要はないということ。

 

あなたの交流範囲内で

「◯◯といえばあなた」

と思われれば、仕事の依頼はあります。

 

たとえば定期的に開かれる勉強会や交流会で

「中小企業の税理士といえば◯◯さんだよね」

と思われていれば、相談や依頼は来ます。

 

一方であまりうまく行っていない人は

「あれもやります。これもやります」

となんでもできるアピールをする人。

 

名刺にも、いっぱい業務が書いてあったりします。

気持ちは分かるんですけどね・・・

 

うまくいっている人は

強み(と思われている分野)に集中できる
そしてそれ以外をあえて捨てる勇気を持つ人

ともいえます。

 

◆聞く姿勢を持っている

3つめは、「聞く姿勢」です。

これは誤解されやすい項目かもしれませんが

カウンセラーのように、なんでもかんでもじっくり聞く、というわけではありません。

 

そうではなく

「コミュニケーションがとれる、うまい」

ということです。

 

うまく行ってない人の話を聞いていると
基本は「自分アピール」「売り込み」です。

自分の商品・サービスがいかにすぐれているか
どんな人と交流があるか
どんなことをやってきたか

自分「が」どういう人間かをアピールする人が多いですね。

 

うまくいっている人は、みんながみんなけっして社交的というわけでありません。
が、コミュニケーションは上手です。

話していて、相手の感情が「快」になるようなコミュニケーションが取れるともいえます。

だから

「この人の話をもっと聞きたい」
「教えて欲しい」

という気持ちになるんじゃないかなあと思います。

 

◆学ぶ習慣を持っている

これはわかりやすいですね。
うまくいく人は、「学ぶ」ことをあたりまえにされています。

 

ただ、いわゆる「勉強熱心」な人は注意した方がいいことがあります。

 

「学ぶ」と聞くとどうしても

本を読んだり
セミナーに出たり
学校に通ったり

と、学校の勉強の延長上で捉えがちです。

成功し、そして成功し続ける人で読書をしない人なんて皆無ですから、本は読んだほうがいいですが。

 

そうではなく

これまであったことがないタイプの人に会って話を聞く
旅に出る
芸術に触れる
日々の生活を大切にして思索を深める(禅的な考え方ですね)

これも立派な「学び」です。

 

スキルやノウハウを「身につける」ことに囚われず、自らを高め、深める。
その習慣を持っている方は、コンスタントに成果を上げてるなあと思います。

 

 

◆投資マインドを持っている

これも「学び」と同じです。
何かを身につけるためにお金を使うことだけが「投資」ではありません。

 

他者と比べるのではなく
自分の価値観に沿って
自分そして周囲を豊かに幸せにしてくれることやものに投資をする方は

なんか生き方が美しいです。

 

一方で、何かを得るために投資をすると考える人は
ちょっとギラギラしてますね。

まあ、それもいいんでしょうが^^;

 

一時的な成功ではなく
成功し続け、自分も含めた周囲も幸せにしている人は
投資にも「美しさ」が顕れているような気がします。

 

◆メンターがいる
これですねえ。難しいのは。

 

メンター=自分を導いてくれる、その指針を示してくれる人

と僕は思ってますが

この選び方で、ビジネスのみならず、人生の方向が決まります。

 

良し悪しではないし
損得でもなく

ただ、自分の価値観に沿って、どんな方に学びたいか。

それを決める必要があります。

 

特にメンターを選ぶ際に「損か得か」で決めてしまうと、あとが辛い。

ビジネスで大成功しているようにみえるメンターに師事して
でもじつは他の人を犠牲にして成功している人だったら・・・

目も当てられません。

 

自分が何を大切にしたいのか
そしてどうありたいのか

その判断基準を持った上でメンターを選ぶことをお勧めします。

 

 

◆スキル

コンサルタントとして、あるいはコンサルティングをビジネスに取り入れて事業をする上で必須のスキルがあります。

 

うまく言っている人は、基本的に身につけてますね。
身につけてないと自覚したら、学んでます。
放置している人はいないんじゃないかな。

 

前述した得意分野・専門分野とコミュニケーション能力に加えて

・コーチング・カウンセリングスキル
・ロジカル・シンキング、言語化能力

は必須です。

 

特にコーチングのスキルは、これからフリーランス・自営でやっていく人にとっては、「身につけたほうが良いスキル」ではなくて、「身につけてないと土俵にすら立てない」ものになります。

マストだと思っていただければ。

 

以上、うまくいかない人・いく人を分析してみました。

 

僕自身も「うまくいかない人」に当てはまることがあり、解消するのに苦労しました。もちろんいまでも万全ではないので、日々克服できるよう気をつけていますが。

独立する人はこれらを解消してから独立するほうが成果が出るのは早いですし、申している人はいまから早急に解消することをおすすめします。

最後に

「コンサルタントとして起業し食えるようになるためのポイント」を解説しました。

 

参入障壁がないに等しいコンサルタント業。

だからこそ余計に、しっかり準備をして臨まないと、「あれ?こんなはずでは・・・」となります。

 

万全の準備をしてから飛び込んでいただけたらなと思います。

 

オンライン集客のコツを動画でお伝えしています。
よかったらご覧ください。

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リアルで営業したり会食するのが難しい社会になってきました。
これからはオンライン上で認知され、選ばれないとチャンスがどんどん無くなっていきます。

 

オンラインで認知され選ばれる存在になるために必須なのが、「コンテンツ」です。

 

コンテンツを基にしたこれからのビジネスの基本を、コンテンツの作成方法やその活用方法を講座やオンラインスクールでお伝えしている筆者がご紹介します。

 

今日はまず、基礎編。

 

信頼関係の構築もコンテンツあってこそ

繰り返しになりますが、リアルで営業したり会食するのが難しい社会になってきました。

これまでは、直接会わないなんて無礼、という感覚がありましたが。
今は逆に「やたらと会おうとするなんて、リスクを考慮しなくて失礼」という感覚が社会的に広まってきています。

 

そんな中では、ビジネスのやり方も変わらざるを得ません。
よく聞くのが、オンラインでも接触回数を高めて信頼関係を築こうというもの。

リアルで会えなくても、オンライン上での接触回数を高めれば信頼関係の構築ができるはず。

なので、接触頻度を高められる工夫をしようということで
メールでの営業を増やしたり、動画活用に乗り出したりしています。

 

それ自体は、間違ってはいません。

セブンヒッツ理論という理論があるように、何度も情報に触れることで認知が深まり、購買につながるというのは実証されています。

オンライン上での接触回数を増やすことで、認知が広く深くなり、信頼関係が増すということには賛成です(もちろん、マイナスの印象を持たれない接触が大事ですが)

 

ただ、それだと片手落ちだと僕は思っています。

 

弊社にも、日々たくさんの営業メールが届きます。
接触回数が多いところは、なんとなく覚えてきました。

 

メルマガの場合は接触回数を保ち続けることが一つの目的なのでいいんですが、営業メールの場合はその次の段階(アポや問い合わせ)に進まないといけません。
しかし、ほとんどのメールでその気になりません。

 

それはなぜか。
多くの会社・人が、「コンテンツ」を持っていないからです。

 

コンテンツがないために、どんなに接触したとしても、次の段階に行けません。

これからオンラインが主体になっていくビジネス環境において、「コンテンツ」を持っているかどうかが決定的に重要になってきます。

 

コンテンツとは

では「コンテンツ」とはなんでしょうか。

 

コンテンツの定義を調べると、(特にWeb上で)提供される文書・音声・映像・ゲームソフトなどの個々の情報や著作物のことを指す事が多いです。
映画やアニメ、小説・漫画・動画教材、それからツールなどがその代表例ですね。

正確に言うとそれらは媒体であり、その中身がコンテンツです。
媒体に載せて提供できる、もっと言えば売ることもできる中身。それがコンテンツです。

 

この定義に加え、とくにビジネスで考えるときにはもう一つ重要なことがあります。

それは、コンテンツとは、なんらかの変化をもたらすものでなければならないということです。

 

ビジネスをやっている方で、「コンテンツを持っている」と多くの方がおっしゃいます。
しかし上記の2つの意味で、「コンテンツを持っている」と言える方は多くありません。

 

まず、形になっていません。

何らかの著作物や教材などの形になっているものは少ない。
データか実際の物質の違いではなく、「体系だってかたちになっているものになっていない」場合がほとんどです。

だから、媒体に乗せて形にすることができない。

形になっていないので、販売することができません。
販売することができないものは、コンテンツではありません。

 

 

そしてもう一つの「変化をもたらすもの」という定義。

 

「知らなかったことを知る」
「できなかったことができるようになる」

のも変化なら

「太っていて困っていた人が痩せられる」
「ゴルフのスコアが120だった人が80になる」

のも変化です。

ライザップのプログラムは、そういう意味では立派なコンテンツと言えます。

 

 

ノウハウや知識があっても、ユーザー・顧客に変化をもたらすことができない・明らかでないものは、コンテンツではありません。

「見ればわかる」「自分次第」というのは、コンテンツではない。

 

前述の、本当に意味でコンテンツを持っていない方は、ノウハウや知識は持っています。
ただそれが、形になっていなかったり、明確にどんな変化をもたらすかが明らかではない。

なので、Web上で売れません。

 

これから選ばれるには

コロナ前は、リアルで会って、人柄や感覚でいいか悪いかを判断してもらうことができました。
商品やサービスの良し悪しはもちろん大事でしたが、それ以外の要素でカバーできたわけです。

しかしこれからは、まずWeb上で目に留めてもらうことでようやく選ばれる土俵に乗ることができます。
ユーザー・見込み客に、Web上の膨大な情報から選んでもらって、初めて人柄や感性を見てもらえるわけです。

 

目に留めてもらうためには、情報やノウハウを持っているだけでは意味がありません。
コンテンツという形にして、夜に出していく必要があります。

形にしてはじめて、Web上で目に留めてもらえるようになります。

そして目に留めてもらったとしても、ユーザー・見込み客に有益だと、もっと見たいと思ってもらえるようにする必要があります。

 

そのためには、変化を与えることが必要です。

 

あなたの提供しているコンテンツによって得られる変化。
それがユーザー・見込み客にとって必要だと、有益だと思ってもらえれば、あなたのところにまた戻ってきたり、次のサービスにまで進んでくれたりします。

 

そうなってようやく、リアルでお会いすることもできるようになります。

コロナ前と、ビジネスのルールが大きく変わったことはおわかりいただけると思います。

 

 

コンテンツビジネスの本質

コンテンツビジネスの本質は

良い商品を作り、知ってもらって購入してもらう

という、極シンプルなものです。

 

その良い商品のもととなるのが、ご自身のコンテンツ。
その磨き上げたコンテンツを、マーケティングを駆使して知ってもらうことがこれからますます重要になってきます。

 

良い商品だと売れた時代があり
商品の差別化が難しくなり、マーケティングに偏った時代が次にありました。

しかしこれからは、良い商品と良いマーケティング、両方がそろってないと売れない時代になっていきます。

 

業種や規模など関係なく、いかに必要とされるコンテンツを作り上げることができるか。
これからのビジネスにおいて重要になってきます。

つまりは大前提として、コンテンツを作っておく、持っておく必要があるというわけです。
それなしには、とくにWeb上ではいないのと同じになってしまいます。

 

ぜひ、ご自身にしか作れないコンテンツを作って、ユーザーやお客様に選んでもらえる存在になっていただければなと思います。

 

 

終わりに

コンテンツの基本をお伝えしました。

これからますます、コンテンツの重要性が増してきます。
そして、コンテンツを作ったら、集客・マーケティングについても整えていく必要があります。

オンライン時代のマーケティングについてお話している無料動画をご用意していますので、ぜひご覧ください。
下記からご登録いただけます。

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コンテンツホルダーがオンラインで集客をする際の5つのポイント https://kabujustice.co.jp/marketing/onlinesyukyaku_5point/ https://kabujustice.co.jp/marketing/onlinesyukyaku_5point/#respond Mon, 08 Feb 2021 00:55:14 +0000 http://kabujustice.co.jp/home/?p=2884 大中尚一です。   2020年からデジタルシフトが本格化してきました。 徐々に起こっていたDX(デジタル・トランスフォーメーション)の流れは、コロナによって一気に加速。   社会全体がオンライン化に舵 […]

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大中尚一です。

 

2020年からデジタルシフトが本格化してきました。

徐々に起こっていたDX(デジタル・トランスフォーメーション)の流れは、コロナによって一気に加速。

 

社会全体がオンライン化に舵を切り、ビジネスをやっていくにはオンライン対応をせざるを得ない状況になってきています。

 

それは、教えることを仕事にする人も例外ではありません。

 

コンサルタントやコーチ、士業など、ノウハウや知識を伝えサポートする方

整体やセラピスト、トレーナーなど、技術を用いてサポートする方

 

こういった方々は、特に集客の面においてはオンライン対応をしなければ、どんどん苦しくなってきます。

すでによほどの実績を残している人は別ですが。

 

 

ただ、今までやってきたことをそのままオンラインで同じようにすればいいかというとそういうわけではありません。

 

実際に、手段だけオンラインを取り入れた方の中には

・多くの情報の中に埋もれてしまってその他大勢の一人になってしまっている

・顧客に伝えたいことが伝わらず、集客数が減少

・SNSなどで発信しても、反応がない

・商品価値を適切に伝えられず、顧客単価が大きく減少

 

などの失敗をしている方がたくさんいらっしゃいます。

 

 

これからは、オンラインでの集客ラインを持つことは必須になってきます。

 

その際にポイントとなる点が5つあります。

順に解説していきます。

 

 

 

オンラインで集客をする際のポイント

 

オンラインで集客をする際のポイントは、つぎの5つです。

 

1.コンテンツ

2.専門性

3.見せ方

4.リード

5.コミュニティ

 

 

オンライン集客でいまいち成果が出ていない人は、これらが欠けています。

 

結果、とにかくSNSで露出を増やて売り込みをかけたり、企業向けにダイレクトメールを頻繁に出してブロックされるという羽目に陥っています。

 

SNSもメールマーケティングも、上記の5つのポイントを準備・抑えた上でやらないと、効果は大きく損なわれます。

 

 

コンテンツ

 

まずコンテンツ。

コンテンツというのは、お客さんに何らかの変化を与えるものです。

 

お客さんがAという問題で困っている。

そこであなたのコンテンツを入手すれば、Bという上位になれる。

 

これが、コンテンツに必須の要素です。

 

 

 

コンテンツが必要、というと、「コンテンツは持ってます」という方が多いんですが、大半の人がコンテンツになっていません。

 

そういう方は、コンテンツとノウハウを混同しています。

 

コンテンツとノウハウは、異なります。

 

 

ノウハウはあくまで機能であり、コンテンツの素材にはなっても、コンテンツとは似て非なるもの。

この理解がなければ、選ばれる・売れるコンテンツは作れません。

 

 

 

専門性

 

オンラインで検索されたりSNSで注目されるのは

 

○○の専門家

 

です。

 

その道・分野の第一人者や専門家の意見は、みんな聞いてくれます。

でも、そうでない人の意見は、ただのその他大勢の意見。

だれも耳を傾けてくれませんし、そもそも意見を聞こうとすらしてくれません。

 

発信してもだれも反応してくれず

動画やテキストも目にしてくれない。

 

 

それをさけるためには、自分を専門家としてブランディングすることが必要です。

 

狭い領域で良いので、○○の専門家として自分の立ち位置を決める。

この決断をしなくてはいけません。

 

 

たとえば税理士だったら「相続のことならお任せください」とか

FPだったら「医師の資産づくりに特化しています」

パーソナルトレーナーだったら「30代女性のためのリバウンドしないダイエット」と

 

分野を絞り込む。

 

 

狭い地域で地域密着型サービスをするのであれば

 

「○○市の勢味はお任せください」とか

「○○町のお客様のホームドクター」など、地域を絞り込む

 

この”絞り込み”が大切です。

 

 

見せ方

その専門分野に絞って魅せる・発信する。

 

「そんなことしたら、顧客を取りこぼしてしまう」ということを言う方がいますが、絞り込んで見せないと、取りこぼすどころかお客さんが来ません。

 

 

最悪なのが

 

これもできます、あれもできます

全部カバーできます

 

と言ってしまうこと。

 

 

税理士だったら、「税務のことならなんでもご相談ください」と

コンサルタントだったら、「経営全般のご相談にのれます」

整体だったら、「体全体の不調を、老若男女整えます」

 

とか。

 

 

これを言ってしまうと、選ばれなくなります。

 

「なんでもできるは、なにもできない」

 

とよく言われますが、まさにその状態になります。

 

 

絞り込んで、それ以外は捨てる。

絞り込んだ部分を深く深く魅せていく。

 

そうすることで、専門家としてのポジションを強固にし、選ばれるようになります。

 

 

選ばれたら、専門分野として見せた以外の相談も来ます。

相続のことを相談したお客様が、「じつはこんなことも困ってる」という話をもちかけてきます。

 

そうしたらそのときに、なんでもできることをアピールすればいい。

 

 

まずは一点に絞り込む。

これが極めて大事です。

 

 

 

リード

 

見せ方に関わる話にもなりますが、「専門家として見せる・魅せる」といっても、ただ意見を垂れ流せばいいというわけではありません。

 

専門家として発信する、情報を流す。

その際に、やらなければならないことがあります。

 

それが、こちらからいつでも情報をお届けできる体制を築いておくこと。

つまりは、メールアドレスを取得することです(人によって公式LINE)。

 

 

SNSや発信媒体(You Tubeやブログ記事)はとても便利なんですが、ひとつ弱点があります。

それは、こちらから届けたい対象に情報を意図して送れないということ。

 

SNSなどに流した情報は、お客さんが探してくれないと、お客さんの手元には届きません。

 

一方で、メールアドレスを登録してもらえば、こちらから好きなときに情報を届けることができます。

 

そうしてはじめて、あなたが買っていただきたい商品サービスの情報・来ていただきたいセミナーの情報を、あなたに関心を持ってくれている人に届けることができます。

 

 

メールアドレスを取得するためにするのが、「リード」を用意すること。

 

リードというのは、メールアドレスを登録してもらうための各種の手段。

 

メールアドレス登録ページや動画配信ポータルなど、有益な情報を提供する代わりにメールアドレスを登録してもらう手段を用意しておくことが必要です。

 

 

どんなに情報を発信しても、それがセミナーの集客や商品販売に結びつかなければ意味が薄くなります。

 

オンラインでの集客・商品販売を効果的に行うために、リードを複数用意すること。

これを忘れないようにしてください。

 

 

コミュニティ

 

オンラインで集客をする際のポイントの5つ目は、コミュニティです。

 

オンラインに限らず、これからは自分のコミュニティを持てるか否かが、中長期的なビジネスの成否を分けます。

 

 

全くの新規顧客を取り続けるというのは、すごく難しくなりました。

 

ほとんどのお客さんは、緊急に必要な困りごとはもっていません。

 

無料・格安である程度手に入るし、とくに物質的なものはほとんど満たされています。

 

そんな情勢の中で新規顧客を増やし続けるのは、至難の業です。

 

 

では、どうするか。

自分・自社に共感してくれたり、サービスを利用してくれた人のコミュニティを作り、接触を保ち続けることが有効です。

 

必ずしもすぐにサービスを買ってくれたり、追加で購入してくれたりはしないかもしれません。

 

でも、接触を続けていれば、何かのタイミングでまたあなたのサービスを購入してくれる可能性は高まります。

 

 

また、コミュニティの利点は、あなたとお客さんとの縦の関係だけでなく、お客さん同士の横の関係も生むことができることです、

 

その横の関係が繋がっていけば、お客さんはあなたのコミュニティに居続けることに価値を感じ、より関係性が深くなります。

 

コミュニティを成長させることができれば、あなたのビジネスの成長性・安定性は格段に増します。

 

 

まとめ

 

オンラインでの集客に関する5つのポイントをお話ししてきました。

 

どれも、なにか新しいノウハウを学ばなくてもできることばかりだと思います。

 

ぜひご自身のビジネスに取り入れて、アフターコロナ時代の生き残りにお役立てください。

 

これからの時代を生き残るためのヒントをメールセミナーでお届けしています。
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